データのエディットも可能な強力ツール
単なるデータコンバータとしてだけでなく、波形編集含め、サンプラーデータをいじる、さまざまな機能を備えている |
ループポイントの設定なども可能だが、日本語Windowsの標準環境では、画面の一部が切れてしまうのが残念なところ |
また、ハードサンプラーとのやりとりではMIDI SDSでの送受信も可能となっているので、古い機種とのやりとりもできるなど、なかなかよくできているのです。
とりあえずは無料で使え、安い下位バージョンもある
ちなみに、このAwave Studioは体験版を無償でダウンロード可能ですから、興味のある方は一度使ってみるといいでしょう。この体験版では、保存ができないなど、制限はあるものの、それなりに使うことは可能です。で、価格は$129.95。シェアウェアとして、決して安い価格ではありませんが、サンプラーを駆使している人にはお勧めできるソフトです。
また、そのAwave Studioよりも対応ファイルが少なく、機能も少ないものの、ほぼ同様なコンバートが可能なAwave Audioというソフトもあり、こちらは$49.95という設定になっています。
なお、日本のユーザーにとって、気になる点も何点かあるので、お伝えしておきましょう。ひとつは、日本語対応しておらず、ヘルプなども含めすべて英語であるということです。そしてもうひとつは、通常の日本語Windowsでは、画面の一部が欠けてしまうこと。とくにエディットに関しては、フォントの設定などを変えないと、ボタンが見えづらいため、操作しにくいのは残念なところです。
Awave Studio、Awave AudioのダウンロードはFMJ-Softwareこちら。