アッさり陥落した砂上の楼閣、イラクの首都バグダッド。
フセイン大統領がいずこへ消えたのかは謎みたいですが、意味不明な戦争も終焉に向かいつつあるようで、なによりでしょう。
この戦争によって、ドバイWCが今イチな盛り上がりだったのは記憶に新しいところですが、今度は自然界の脅威が競馬に影を落としています。それは香港・中国本土(広東省など)を中心に猛威をふるうコロナウイルスによる新型肺炎・SARS(重症急性呼吸器症候群)の発生です。
WHO(世界保健機構)も渡航制限を求めている現状の中で、クイーンエリザベス2世カップ(国際G1・香港シャンティ競馬場)の開催は危うい状況となっています。日本から参加予定だったエイシンプレストンが出国を見合わせる発表をしたのも、イタシカタのないところでしょう。
注)↑やっぱり連覇をかけて行くみたいです(4/15追記)
公式発表(4/1現在)では、685人が感染、16人が死亡。香港の人々は全てマスク付きという異様さがニュースで流れていました。
不謹慎にも、昔の映画『アウトブレイク』(主演ダスティホフマン)を連想してしまいましたが(競馬よりも)大陸からの風に乗って、日本へウイルスが飛んでこないことを心配したほうがいいのかも・・。
【SARSの詳しい情報はこちら】
といったとこで・・
桜花賞/G1
1着(5)9 ▲スティルインラブ 牝3 幸
2着(7)13 シーイズトウショウ 牝3 池 添
3着(7)14 ◎アドマイヤグルーヴ 牝3 武 豊
痛恨の出遅れ・・アドマイヤグルーヴ。この遅れを取り戻すのはキビしすぎたようです。逆に話がウマすぎると思ってましたが、すべて思い通りに運べたようなスティルインラブ。この差の結果でしょう。3強決着にならない予感は正解でしたが、間に割って入ったのが善戦娘シーイズトウショウとは・・いつかのコラムで「桜花賞までは要注意!」とコメントしていたような記憶もあるんですけど・・すっかり忘れてました。しかも、穴に指名したチアズメッセージがシンガリ負けとは・・情けないばかりです。
ニュージーランドトロフィー/G2
1着(2)4 エイシンツルギザン 牡3 横山典
2着(3)5 ギャラントアロー 牡3 幸
3着(7)13 ▲サクラタイリン 牡3 蛯 名
マル外2騎カフェベネチアン、ワンダフルデイズはさっぱり。エイシンツルギザンの鋭い差し脚だけが印象的でした。しかし(このレースで)内国産馬ワンツーだった2001年のNHKマイルCは、グラスエイコウオーが超人気薄の2着に突っ込みました・・忘れずにいたいものです。
2003年・RYU'S EYE成績(レース数/39)
◎( 9. 3. 9.18) ○( 6. 6. 6.21)
▲( 6. 3. 4.27) △( 4. 3. 2.30)