競馬/競馬関連情報

明石家さんまはJRAを救えるか

JRAのイメージ・キャラクターに新たに起用されたのは、競馬好きで知られる明石家さんまです。従来の「えー男」路線を転換したJRAの思惑はどこにあるのでしょう。(ph by 大吟醸)

執筆者:十時 龍一

JRAのCM“明石家さんま編”がオンエアされている。

第一弾の内容は・・

CMの話を持ってきたマネジャー(たぶん)に、楽屋でくつろぐ明石家さんまが「今さらなんや」「競馬を愛してるゆーとったのに」「えー男ばかりツコとって」などと不平不満を言いつつも、ラストカットでは競馬場で白馬に跨がり「なにしとんねん」とつぶやくオチ。

・・こんな感じだった。

このセリフ、けっこー本音が出てしまっているようだ。
その年の競馬を杉本清と回顧する年末恒例某番組の中で、同じようなことを喋ってたし、出演できるのがホントに嬉しそうだった。今までも何度か候補にあがりながらボツったのは「ギャンブル色が強すぎる」という理由だったらしい。ということは、売上低迷に悩むJRAが最後の切り札として送り出した、とも推察できる。お笑い系関西人の初起用は、売上アップの起爆剤となるだろうか。明石家さんまのコメントは・・

<JRAサイトより>

JRAのCM出演について

みなさんには“競馬の真髄とは何か?”というところを私で分かってもらえるよう、表現したい。競馬には男のロマンがある。そこを伝えられるようなCMにしたいですね。

競馬を始めたのは?

20歳過ぎた頃から競馬を始めました。凝りだしたのは、昭和50年代後半のミスターシービー・シンボリルドルフの頃から。でも、僕がその頃一番魅せられた馬は、天皇賞(秋)でそのシンボリルドルフをあっという間に差し切ったギャロップダイナだったですね。

競馬ファンにメッセージ

爽やかな部分だけではなく、男という部分で競馬をとらえていただきたいです。女性の方にもどんどん競馬を楽しんで欲しい。馬の走る姿を正面から、横から見てください。馬にも個性があり、それぞれのレースにドラマがある。好きな男、彼氏を見るようなつもりで競走馬を見てください。

・・ということだった。

サブキャラクターとしては、ジミー大西、佐藤江梨子などがカラんでいくそうである。まあ、競馬とはまったく無縁そうな「えー男」より的を得た人選であることは間違いないだろう。

ここで過去のCMを振り返ってみると・・
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