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劇団四季の『はだかの王様』って?……1ページ
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30年以上、上演し続けられている名作

裸の王様
みんなで「幕を開ける歌」を歌うと、いざおしゃれな王様がいる世界へ──
『ライオンキング』や『キャッツ』、6月に開幕が決まっている『ウィキッド』など、輸入物の大作ミュージカルの印象が強い劇団四季ですが、四季がミュージカル路線を歩むきっかけとなったのは、実はファミリーミュージカルなんです。1964年に「日生名作劇場」として上演された小学生対象のチャリティ公演としてスタート。以来、『ふたりのロッテ』、『ジョン万次郎の夢』など、数々のファミリーミュージカルを上演。現在、約30以上ものレパートリーがあり、毎年、全国各地で上演が行われています。

3月3日、劇団四季が初めて手がけたファミリーミュージカル『はだかの王様』が、東京・浜松町「自由劇場」で幕を開けました。誰もがあらすじを知っている、アンデルセンの童話を元に、詩人で劇作家の故寺山修司が台本を執筆。詩的な台詞で、「真実を語る勇気と尊さ」を謳い上げます。

寺山修司が手がけた詩的な台本

注目の舞台衣装
意匠を凝らした舞台衣裳も注目! 運動大臣や衣裳大臣などのユニークな大臣や登場人物の名前も、幻想的な童話の世界に誘ってくれるのに一役買っています
子どもが見ることを前提にかかれ、演出したミュージカルですが、大人も十分楽しめ、感動を得られる作品です。さまざまなイマジネーションを呼び起こす寺山の台詞に加え、三木たかし、いずみたくらが作曲した印象深いメロディ──。日本を代表する制作陣が作り上げた珠玉の作品で、あなたも新しい何かを発見してみませんか。

今回上演が行われる自由劇場は、舞台と客席が近く、俳優の息遣いが聞こえるような濃密な劇場。作品が伝えようとする「生きる上で大切なこと」が、リリカルに伝わってきます。

次のページでは、今回の公演で王様を演じる俳優のコメント、そして、公演情報を掲載しています。