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『雨と夢のあとに』製作発表(2ページ目)

「演劇集団キャラメルボックス」が、柳美里のファンタジー小説『雨と夢のあとに』を舞台化。テレビ、映画で活躍、天才子役といわれる福田麻由子が、主人公に抜擢されたことでも話題の同作の製作発表を取材しました。

執筆者:長谷川 あや


「観終わったあとに温かい気持ちになれる作品です」(福田)

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作・演出、成井豊
麻由子ちゃんには、早く台詞を覚えたいので早く台本が欲しいと言われていますが、まだできていません。初日までに覚えていればいいんです(笑)。テレビドラマで10時間分だった脚本を2時間に凝縮しての舞台化になりますが、親子関係を軸に仕立て直したいと思っています。ドラマにはなかった疾走感が生まれ、激しい感動が沸き起こることでしょう(笑)。

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桜井雨役・福田麻由子
切ない物語だけど、見終わった後に温かい気持ちになれる作品です。(キャラメルボックスへの)出演が決まるまで、舞台は観たことなかったし、不自然だと思っていたんです。でも、(キャラメルボックスの舞台は)とても自然で、感情が伝わってきました。キャラメルボックスさんとサンシャイン劇場でできるなんてとてもうれしい。不安もありますが、やるからには最後まで一生懸命やります!

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桜井朝晴役(雨の父)・岡田達也
僕と彼女(福田)は、好きな食べ物も、嫌いな食べ物も同じ。もう(親子役として)ばっちりだと手ごたえを感じています。ハートウォーミングな、親子の愛情をお見せしたいです。

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朝晴の先輩役・久松信美
これから一ヶ月かけて、全編が見どころになる素晴らしい舞台を作っていけるよう頑張ります。私自身、とても楽しみにしています。


● 公演情報
演劇集団キャラメルボックス2006サマーツアー
『雨と夢のあとに』
【原作】柳美里「雨と夢のあとに」(角川書店刊)
【脚本・演出】成井豊+真柴あずき
■東京公演
7月20日(木)~8月20日(日)
サンシャイン劇場
■大阪公演
8月24日(木)~31日(木)
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