柳美里原作・『雨と夢のあとに』製作発表

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左から成井豊、真柴あずき、岡田達也、福田麻由子、久松信美、加藤昌史(製作総指揮)
芥川賞作家・柳美里の、父親と小学生の娘の切ない愛情を描いたファンタジー小説『雨と夢のあとに』の舞台化です。2005年4~6月には、黒川智花、沢村一樹、速水もこみちなどの出演でドラマ化(テレビ朝日系列)、好評を博しました。テレビドラマ化にあたり、脚本を担当したのが、演劇集団キャラメルボックスの成井豊と真柴あずき。原作にほれ込み、「いつか自分たちの劇団でやりたい!」と熱望していた成井の思いが実現して、今回の舞台化となりました。

1985年に結成された「演劇集団キャラメルボックス」は、1公演で3~4万人の観客動員数を誇る人気劇団。現在、NHK大河ドラマに出演中の上川隆也が所属していることでも知られています。「誰が観てもわかる」「誰が観ても楽しめる」芝居づくりをテーマに、観たあとにやさしい気持ちになれる作品を上演。ガイドももう10年以上、ほぼすべての公演に通い、定期的にすさんだ心を温めてもらっています。

もともと「ファンタジーはお任せあれ!」のキャラメルボックス。ただでさえ、今から公演が待ち遠しいのですが、今回は主人公の少女・雨役に11歳の女優、福田麻由子を迎えることも大きな話題に。テレビドラマ「女王の教室」や「白夜行」などでの繊細な演技が印象に残る実力派の福田ですが、舞台は初めて。2時間ほぼ出ずっぱり、1ヵ月の上演という、大人でも相当な体力が必要になってきますが、(公演に備え)「腹筋、腕立てふせをはじめました」と意気込み十分。初舞台で、どのような演技を見せてくれるのでしょうか。


次のページでは、6月6日に行われた製作発表での、出席者のコメントを紹介します。