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追悼:2008年に他界した米TV界のスターたち(3ページ目)

2008年に多くの人に惜しまれながら亡くなったTVスターたちを振り返ります。

執筆者:堀川 樹里

DSV

『シークエスト DSV』ロイ・シャイダー

名作映画『フレンチ・コネクション』『オール・ザット・ジャズ』でアカデミー賞にノミネートされ、映画『ジョーズ』シリーズでもお馴染みのロイ・シャイダーも、大ヒットTVドラマに出演していました。90年代に放送されたスティーブン・スピルバーグがプロデュースしたSFドラマ『シークエスト DSV』です。

大学で演劇を学んだ後、空軍に入隊したロイは、除隊後にブロードウェイで活躍しその才能が注目されるようになります。映画界にシフトしてからも順調で、『ジョーズ』シリーズの主人公マーティン・ブロディ役で世界的に知られるようになりました。

1993年から1995年まで放送された『シークエスト DSV』でTVドラマにレギュラーとして初出演。主役であるネイサン・ブリッジャー艦長を演じ人気を集めた後、『サード・ウォッチ』のシーズン3と4に計6話ゲスト出演し、ファンを喜ばせました。

『サード・ウォッチ』出演から2年後の2004年、ロイは多発性骨髄腫を発症し。2005年6月に癌治療のため骨髄移植を受け、2007年には『Law & Order: Criminal Intent』に特別出演したものの、2008年2月10日多発性骨髄腫が原因で他界しました。享年75歳。

ER

『ER 緊急救命室』マイケル・クライトン

『ER 緊急救命室』の脚本家としてドラマをメガ・ドラマへと導いたマイケル・クライトン

ハーバード・メディカルスクール在学中から執筆活動を始めたマイケルは、1969年に医学博士号を取得すると同時に出版された「アンドロメダ病原体」がベストセラーになり作家としてブレイク。

1972年からTVドラマ脚本家としてデビューし、『暗殺・サンディエゴの熱い日』『ビヨンド・ウェストワールド』などの脚本を担当した後、『ER 緊急救命室』と映画『ジュラシック・パーク』を手がけ名脚本家、プロデューサーとして不動の座を手に入れました。

マイケルは11月4日、ロサンゼルスで咽頭ガンが原因で亡くなりました。享年66歳でした。


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主力潜水艦シークエストが舞台の名作ドラマ『シークエスト DSV』
長寿医療ドラマとして世界的にブレイクした『ER』も現在アメリカで放送されているシーズン15で終了に
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