ローマのカフェテリア

「ドルチ・エ・ドーニ」のミルフィーユ。一人分にわけて出してくれます。

「ドルチ・エ・ドーニ」のミルフィーユ。一人分にわけて出してくれます

実のところ、カフェテリアと銘打っていても、バールとの違いがあまりないのがローマ。イタリアらしくカッフェは美味しく、そしてドルチェもあり、ゆったり座れる席もある。そんなコンセプトのお店を便宜上カフェテリアと呼ぶことにします。有名どころはガイドブックにお任せして、ここでは、スペイン広場の近くにありながら穴場感のあるお店や、ドルチェ好きならわざわざ足を延ばしても損はない。そんなお店をご紹介します。

またこういったお店では、夕方18時頃から始まる「アペリティーボ」も見逃せません。アペリティーボとは食前酒のことで、イタリアでは夕食前の18~20時頃まで、軽く一杯飲みながらひと時を過ごすのが習慣にあります。

ここで紹介するお店は、このアペリティーボでも人気のお店。夕方からは、カウンターに美味しいおつまみが並びます。夕方のひと休みには、グラス一杯のビールやプロセッコ(ローマでよく飲まれるスパークリングワイン)、ワインをどうぞ。旅行中食べすぎてイマイチ食欲がない……なんて夜は、このアペリティーボを夕食がわりにしてもいいかもしれませんよ。

ローマのカフェテリア1 ドルチ・エ・ドーニ

スペイン階段のそばながら、店内は奥まった雰囲気で落ち着いてます。外にはテラス席も

スペイン階段のそばながら、店内は奥まった雰囲気で落ち着いてます。外にはテラス席も

スペイン広場の前、かの有名なコンドッティ通りの隣の路地、カロッツァ通り沿いにあるお洒落なお店。実はローマに数店舗系列店を持つ老舗です。

有名なドルチェは、「ミッレフォリエ(ミルフィーユのイタリア語)」。ざっくりと崩した、いかにもラフなローマっぽいミルフィーユが食べられます。これが、また甘過ぎずウマい! チョコレート・ブラウニーもおススメです。

クラシック×モダンのローマ流インテリアの店内か、路地に並べたテラス席でのんびりと過ごすことができます。アペリティーボに並ぶおつまみのクオリティの高さも評判。

<DATA>
■Dolci & Doni(ドルチ・エ・ドーニ)
住所:Via delle Carrozze,85/b
TEL:+39 06-6992-5001 
営業時間:10:00~24:00 
定休日:なし
アクセス:スペイン広場からカロッツァ通りに入り、コルソ通りに抜ける手前

 

ローマのカフェテリア2 ラ・ブヴェッテ・カッフェ

マダム出現率の高いカフェ。ファッションチェックも楽しいお店です

マダム出現率の高いカフェ。ファッションチェックも楽しいお店です

スペイン広場界隈にあり、地元マダム御用達ストリートとして知られるヴィットリア通りにあるエレガントなカフェ。通り沿いに面したテラス席に座って、道行くマダム達のファッションチェックが楽しいお店です。

地下に同名のリストランテ、同ストリート沿いにブラッセリーがあり、そちらも人気があります。カフェに寄り次いでにロケーションチェックをしてみては。上記カフェテリア1のドルチ・エ・ドーニのお菓子が食べられます。

<DATA>
■La Buvette Caffe’(ラ・ブヴェッテ・カッフェ)
住所:ViaVittoria,44
TEL:+39 06-6790-383
営業時間:7:00~翌2:00 
定休日:日
アクセス:スペイン広場を背に右手方向、ヴィットリア通りを入ってすぐ左

 

ローマのカフェテリア3 カッフェ・タドリーニ

彫刻に囲まれたこんな空間でお茶を!ローマならではの体験

彫刻に囲まれたこんな空間でお茶を!ローマならではの体験

1700年代後半から1800年代前半にかけて活躍した偉大な彫刻家アントニオ・カノーヴァのアトリエだったところを改装してできたカフェテリア。彫刻群に囲まれながら、いかにもローマらしいひと時が過ごせる穴場です。

スペイン広場からポポロ広場に抜けるバブイーノ通り沿いにありながら、なぜかあまり観光客がいないお店。カフェメニューも(ローマにしては)豊富で、お茶もいろいろ揃ってます。かつて住居だった場所を改装した2階はリストランテ。少々値段は高めですが、彫刻好きならこんなところでランチをしても?

<DATA>
■Caffe’ Canova Tadolini(カッフェ・カノーヴァ・タドリーニ)
住所:Via del Babuino, 150A
TEL:+39 06-3211-0702
営業時間:8:00~20:30 
定休日:日
アクセス:スペイン広場からポポロ広場とのほぼ中間

 

ローマのカフェテリア4 ヴダ・バール

カッフェ(エスプレッソ・コーヒー)には、ちょっとしたドルチーニ(甘いお菓子)が添えられてます

カッフェ(エスプレッソ・コーヒー)には、ちょっとしたドルチーニ(甘いお菓子)が添えられてます

ホテル「Homs Hotel」の一階にある小ぶりのカフェテリア。ホテルの一階にもかかわらず、座っても良心的な値段でカッフェが飲めるお店です。

ビジネス客も多く、立ち飲みしている人も多いですが、他の街中にあるバールと違って、エレガントな雰囲気が落ち着きます。覚えておいて損はないお店。

ホテルだけにトイレがキレイなのも素適。またシェフのオススメメニューがならぶ本格的なアペリティーボも人気。

<DATA>
Vuda Bar (ヴダ・バール)
住所:Via Maria dei Fiori,91
TEL:+39 06-6792-976
営業時間:7:00~21:00  
定休日:なし
アクセス:コンドッティ通りのヴィトンの角を曲がって2本目の交差点

 

ローマのカフェテリア5 フレーニ・エ・フリツィオーニ

観光客より地元っ子の方が多い店だけど、気さくな雰囲気で入りやすい

観光客より地元っ子の方が多い店だけど、気さくな雰囲気で入りやすい

トラステヴェレエリアにある人気のお店。もともと自動車修理工場だったところを改装したため、フレーニ(ブレーキ)とフリツィオーニ(クラッチ)という名前がついています。HPも面白い。

工具ダンスをカウンターにした店内は、ソファやデザインの違う椅子が置かれゆる~い雰囲気。スペイン広場界隈のエレガントな雰囲気とはまた違う、けれどこれもまたローマらしい一面が見られます。

朝からオープンしていますが、特に人気なのが19~22時のアペリティーボ。飲み物分の料金で、パスタ、サラダなどさまざまなメニューが並ぶブッフェを食べ放題で楽しめます。

<DATA>
Freni e Frizioni (フレーニ・エ・フリツィオーニ)
住所:Via del Politeama, 4-6
TEL:+39 06-5833-4210 
営業時間:10:00~翌2:00  
定休日:なし
アクセス:カンポ・デ・フィオーリからポンテ・シスト橋を渡った袂

 

ローマのカフェテリア6 

スタンダードなコーヒー、ストロベリー、そしてバナナ&ヌテッラ!があります

スタンダードなコーヒー、ストロベリー、そしてバナナ&ヌテッラ!があります

ローマで「最も美味しいティラミスが食べられる店」として有名。見た目はただの街中にあるバールなのに……ここで作るティラミスは、目からうろこ、ほっぺたが落ちる美味しさで、「ああ、これが本物のティラミスなのね……」と感動できる逸品です。

と言っても、どこぞの有名パティシエが作るなんたら、そんなものではなく、街の牛乳屋さん(もとは牛乳屋さんだったバールなのです)が、街の人の意見を聞きながら試行錯誤を繰り返して作り上げた珠玉の味。いわば、B級グルメ系。がっつりした本場のティラミスといったところです。

<DATA>
Pompi(ポンピ)
住所:Via Albalonga 7b
TEL:+39 06-7000-418
営業時間:6:30~翌1:30 
定休日:月
アクセス:地下鉄A線Re di ROMAレ・ディ・ローマ駅下車50メートル