シリアスで重厚な『千本桜』と、笑えて楽しい『身替座禅』
第一部も第二部も演目は『義経千本桜』と『身替座禅』ですが、第一部の『千本桜』は「すし屋」の段、第二部は「渡海屋・大物浦」の段で、配役も変わります。(第一部の「すし屋」は是非このあたりをご覧下さい。)
第二部の「渡海屋・大物浦」では、源義経に滅ぼされた平家の武将・平知盛が、「実は生きていた」「そして義経に復習にやってくる」という、歴史の逆転をドラマに仕立てたものです。見所はなんてったって、知盛が巨大な碇を体に巻きつけ、投身する最期。「碇知盛」という別称があるくらい。歌舞伎の古典演目の名場面中の名場面です。
『身替座禅』では、主演の浮気する夫・右京は勘太郎ですが、奥方・玉ノ井に第一部は獅童、第二部は愛之助と、それぞれ雰囲気の全く異なりそうな奥方が登場。右京をとっちめる場面など、いずれにしろかなり笑わせてくれそうな楽しい舞台となりそうです。
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片岡愛之助さんへのインタビューも是非ココで。