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独特の”リアリティ”が魅力 待ってました市川海老蔵襲名!(3ページ目)

もうご覧になりましたか?十一代目市川海老蔵襲名披露興行。東京では5,6月と行われます。クラシックなのにどこか現代的。その魅力を解剖します。

執筆者:五十川 晶子

5月の興行もすでに千秋楽。
父の市川團十郎が入院となり、中村雀右衛門も体調不良で口上の席だけとなり、なかなか波乱含みの披露興行となりました。ですが、周囲で新・海老蔵を支える幹部役者の立派さといったら・・・これが本当に見ごたえがありました。
また、急遽『勧進帳』の武蔵坊弁慶という大役の代役を担った坂東三津五郎、これまた本当に存在感のある、命がけの関越えの一部始終をバーッと目の前に再現させてくれるような力演でした。この弁慶と海老蔵の富樫とのやりとりは非常にドラマチックで、弁慶の幕外の引っ込みのときにはジーンときてしまいました。

さて次回は6月歌舞伎座。海老蔵が女形に挑戦する『鏡獅子』や『助六』、5月とはまた別の顔合わせの『口上』など、海老蔵の魅力たっぷり味わえる演目ばかりです。
チケットはすでに売り切れですが、当日券や補助席が用意されるため、毎朝10時販売に合わせてかなり前から並べば、チケット入手の機会はまだまだあります。
海老蔵絶好調。見逃すと損ですよー!


 
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