エキセントリックな役柄から普通の役にシフト
(c)2007 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved 2008年6月21日(土)日比谷スカラ座他全国ロードショー |
印象的で怜悧な瞳、シャープな美貌、しなやかな動作で、一度見たら忘れられない独特な魅力を持つジョナサンですが、今までは容貌を生かしたエキセントリックな役柄を多く演じてきました。
注目を浴びたのは、『マイケル・コリンズ』の暗殺者の役。そして『ベルベット・ゴールドマイン』のグラムロックスターのブライアン・スレイド役で大ブレイク。
アン・リー監督が南北戦争を描いた『楽園をください』では狼藉を働く青年ピットで特異な存在感を発揮。歴史物の『タイタス』、『アレキサンダー』、『悪女』にも出演。
サッカーコーチを演じた『ベッカムに恋して』はスマッシュヒットを記録。エキセントリックな役からどちらかというと普通の役柄への脱皮も果たしました。
ウディ・アレン監督の『マッチポイント』では、上流階級に這い上がる青年を演じ、今回の『奇跡のシンフォニー』では初めての父親役に挑戦。一般的な父親像とは異なりますが、ジョナサンらしい繊細で個性的な父親は見事です。
辛い子供時代を経験したジョナサンの強さとは
(c)2007 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved 2008年6月21日(土)日比谷スカラ座他全国ロードショー |
生まれたときから心臓の合併症があり、生後7ヶ月まで保育器の中に入れられていたとか。またミュージシャンだった父親が3歳のときに家を出て、その後母親にも捨てられ、孤児院に入れられたことも。
16歳で退学。(15歳という説もあり)、飢えをしのぐため万引きも経験。プールバーにいたときに、エージェントにスカウトされ、それがショービジネスに入るきっかけに。演技学校へ行ったこともなく、彼の演技はすべて独自の方法です。
「人生は浮き沈みがある。でもそれも自分の美しい旅路だ。いったん旅を始めたのなら、何が起こるかわからないけれど、最後まで見届けなければならない。恐れてはならない。最悪のことが起きるとしても、それが何だろう」
と語るリースの言葉には、苦難の人生を歩んできた一種の重みが感じられます。「アクション大作の主役を演じるのが夢」というリースは、今は売れっ子の一人。
アメコミの映画化作品『Mandrake(原題)』の主役にも決まり、今後ますますの活躍が見られるのではないでしょうか?
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