先史時代を舞台にした超大作映画『紀元前一万年』
2008年4月26日(土)丸の内ピカデリー1他 全国ロードショー (C) 2008 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. |
見たとたんにため息が出るほどハンサムなスティーブンは、モデルとしてヴォーグ誌などで活躍の経験も。演劇学校などで技術を学び、映画初主演作は『スカイ・ハイ』。
『紀元前一万年』は、4月26日(土)より公開。ローランド・エメルッヒ監督が挑んだ先史時代を舞台にしたスペクタクル・アドベンチャー。狩猟民族の若者デレーが愛する女性を救うため、未知の世界へと旅をする壮大な物語です。共演は『ストレンジャー・コール』のカミーユ・ベル。
マンモスやサーベルタイガーと共演し時に戦い、紀元前一万年前の古代民族を力強く演じたスティーブンですが、インタビューでは、終始穏やかで若さの中にも紳士的なイメージが。丁寧に質問に答えていただきました。
スティーブンが『紀元前一万年』主演をもぎとった経緯は?
スティーブン・ストレイトさんはイケメンでとてもまじめに答えてくれました。2008年4月26日(土)丸の内ピカデリー1他 全国ロードショー (C) 2008 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. |
『紀元前一万年』は全米で大ヒットを記録しましたが、人々に好かれた一番大きな理由はどこにあると思いますか?
スティーブン・ストレイト:
『紀元前一万年』は、違った要素がたくさん含まれている映画なんだ。ラブストーリー、ヒーローもの、アクション、アドベンチャー、それに、コメディの要素まで盛り込まれている。そこが受けたと思うよ。誰もが好きなところを見つけられるからね。
ガイド:
この役を手に入れたのどのような経緯があったのですか?オーデションだったのでしょうか?
スティーブン・ストレイト:
オーデションを受けて役を得たわけじゃなかった。スタッフから電話をもらったんだ。彼らは僕の以前の作品を見て、『紀元前一万年』デレー役に必要なものを僕が持っていると思ったようだった。
送られてきた脚本には驚かされた。この役を演じることになったのは、素晴らしいことだった。だから、こうしてここにいることができるんだからね。
ガイド:
この役を演じる上で、一番興奮させられたのはどんなところですか?
巨大なマンモスの群れに圧倒される 2008年4月26日(土)丸の内ピカデリー1他 全国ロードショー (C) 2008 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. |
『紀元前一万年』の主人公デレーは、大いなる旅を続けることで、成長していく。典型的なヒーローではないところにとても惹かれる。初めは自信もないし、間違いもする。父や仲間と別れたり、様々な困難を乗り越えて次第にリーダーとして磨かれてくる。そこがとても共感できるキャラクターなんだ。
ガイド:
スティーブンさんは、モデルやテレビの仕事をされてきましたが、映画の仕事とはどのような違いがありますか?
2008年4月26日(土)丸の内ピカデリー1他 全国ロードショー (C) 2008 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. |
とても違うね。僕は13歳から演技をし、演技に情熱を傾けてきた。いろいろな素晴らしい人たちに出会ったし、演劇学校へ行き俳優としての訓練をしてきた。
映画は、初めから終わりまでで2時間ほどで終わってしまう。その2時間ほどに全力を注ぎ込まなくてはいけない。テレビの場合は、作品を長く続けようと思えば、10年でもそれ以上でも続けられるところが違うかな。
映画は、そのひとつひとつに含まれているものだけで成り立って完成しているところがあるよね。
だから僕が俳優として演じるときに、ひとつひとつの映画が新たな始まりだと思う。一つ一つの作品で、いろいろなことが起きて、違った経験をもたらしてくれるところがとてもためになるんだ。
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