リメイクの本場・ハリウッドでは大胆な改作で心を掴む
リメイク映画にもかかわらず、ティム・バートン監督独特のセンスを生かし大ヒットした作品。 |
リメイクの成功作としては、2005年に『宇宙戦争』、『キングコング』、『チャーリーとチョコレート工場』があります。全て興行成績10位以内という快挙を達成。3作品とも、監督の特色が強くにじみ出た個性的な作品。リメイクというレッテルに力負けしなかったところに成功の理由があったのでは?
今年のサマームービーの超話題作に、バットマン・ビギンズの続編『ザ・ダークナイト(原題)』があります。ティム・バートン版で、ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーを、新作で演じるのは急死してしまったヒース・レジャー。彼の遺作となるはずです。
リメイク作ですが、ストーリーも雰囲気も違うはず、クリストファー・ノーラン版の新シリーズ『バットマン』として、新しい映画表現が期待されます。
続編のようでいて続編ではなく、リメイクのようでいて中身が違うのが、ハリウッド。リメイクかどうかよりも、原作やキャラクターを重視し、誰が作り誰が演じるのかで、大きく変わるところに独特の面白さがあります。
リメイク映画のインパクト作『ヘアスプレー』
TM & (c)MMVIINew Line Productions, Inc. All Rights Reserved.10月20日 (土)丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて公開 |
さらにジョン・トラボルタ、クリストファー・ウォーケン、ミシェル・ファイファー、クイーン・ラティファといった大スターの登場に加え、今後の映画業界を支えるジェームズ・マーツデン、ザック・エフロン、ニッキー・ブロンスキー、アマンダ・バインズといった新進スターをキャスティング。話題を集め大ヒットを記録しました。
リメイク作には、どこが進化してどのように形を変えたのか、元の作品と見比べる楽しさもあります。リメイクなのにオリジナリティにあふれた作品に出会うことも少なくありません。そんな作品は、リメイクであるなしに関わらず高い人気を集めるのではないでしょうか?
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