10月27日(土)より公開中の
『ブレイブ ワン』のプロモーションで、ジョディ・フォスターが、監督のニール・ジョーダン、プロデューサーのジョエル・シルバーと共に来日しました。知性派女優として、またハリウッドを代表する女優としても貫禄の存在感を見せるジョディ。彼女のハンサムな魅力に迫ります。
ジョディがまとう知的な空気
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『ブレイブワン』来日メンバーのジョエル・シルバー、ジョディ・フォスター、ニール・ジョーダン |
黒のシックなパンツスーツを着こなすジョディ・フォスターは、終始静謐な空気をかもし出していました。話すときだけは、情熱的。映画スター的な、自分を証明したいというようなエゴイスティックなところは皆無。スターでありながらも、深い人間味を感じさせてくれた素敵な女性です。来日は、もう10回以上。初来日のときは、大阪や京都なども訪れたそうです。来る度に、ハッピーな思い出を残してくれるとのこと。
ハリウッド屈指の敏腕プロデューサーとして、
『マトリックス』シリーズを初め、80作近くヒット作を生み出したジョエル・シルバーは、恰幅がよくにこやかな印象。ヒット作を生み出す秘訣は、「自分が見たい映画を作ること。そして、多少、運も必要」と答えていました。
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『ブレイブワン』のプロモーションで来日したジョディは、黒のパンツスーツでシックで知的な装い |
『クライング・ゲーム』等、数々の傑作映画を撮ってきたニール・ジョーダン監督は、とにかく深く響く声が印象的な監督でした。脚本を担当していない作品は撮らないと豪語しているニール・ジョーダン監督ですが、今回の
『ブレイブ ワン』では、監督のみを担当して参加。その理由は、ジョディ演じる主人公に対する共感と同情だったそうです。主人公エリカの行動は、決して合法なものとはいえませんが、それでもなお、初めて脚本を読んだときから、主人公に対する同情が消えることはなく、ぜひこの映画を撮りたいと思ったそうです。
次ページでは、ジョディから見た『ブレイブワン』の主人公エリカについてです。