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映画とサッカーは毎日を10倍刺激する

映画とサッカーは、なぜ世界中で愛されているのでしょうか?映画とサッカーを愛することで、毎日はもっと楽しくなっていくのかを探ります。また楽しいサッカー映画の数々を紹介します。

執筆者:オライカート 昌子

決勝戦でのジダンの退場劇など、数々のドラマを生んで、サッカー2006年ドイツワールドカップが終了しました。サッカーの試合では、思いがけない展開が生まれることも多く、それは、練りに練られた映画の脚本以上の陶酔を呼び覚ますこともあります。

今回の記事では、映画とサッカーの人気の秘密を探ります。映画やサッカーを好きになって興味を持つことで、どれだけ毎日が楽しくなるのでしょうか? さらに、隠れた名作も多いサッカー映画を紹介します。

映画とサッカーには人生のエッセンスがある

映画GOAL!の画像
GOAL!はFIFA公認、迫力満載の本格的、サッカー映画。
アメリカでの2005年シーズンの映画界の総収入は3兆7000億円以上。(1ドル114円計算。総収入は興行収入プラスDVD売り上げプラスビデオオンデマンド) 世界規模でみたら、さらに莫大になるはず。 映画はエンターテイメント界の稼ぎ頭です。

一方、サッカーの最大の祭典ワールドカップの場合、テレビの放映権の高騰などにより、この10年間で10倍の2700億円の収入が見込まれているそうです。今回のワールドカップを世界で視聴した人の数は、のべ300億人を超えたともいいます。トリノ五輪の場合は、31億人がテレビ観戦したとのことですから、10倍近くの人がサッカーに興味を持っていることになります。

エンターテイメントとスポーツ、分野が違うため、単純に比較することはできませんが、世界中でたくさんの人が映画やサッカーを見て楽しんでいるのは間違いありませんよね。なぜ、これほど人気があるのでしょうか?

映画は、俳優の演技、監督の芸術性、奇想天外な脚本、時にはCGなど、あらゆる手段を使って、楽しませてくれます。わたしたちは、銀幕の向こうに繰り広げられる誰かの人生の断片に魅せられます。自分の経験や未来の予測を重ね合わせて感動します。

サッカーの場合は、シンプルなルールが引き起こす予測不能でスペクタクルなゲーム展開、手が使えないため得点するのが難しいところが、スリリングです。何度トライしても、ほとんど得点に結びつかないため、見ている側も、フラストレーションに襲われますが、その分、ゴールの瞬間の喜びは、他に例えがないほどです。サッカーは人生に似ているってよく言われますが、「七転び八起き」をそのままスポーツにしている様にも思えますよね。それに、強いチームが必ずしも勝つわけではないところも、面白いのです。

映画は人生の断片を描き、サッカーというスポーツには人生のエッセンスを思い起こさせるものがあるのかもしれません。勇気や忍耐やあきらめない心を見せてくれるような。 そこに人気の秘密が潜んでいるのだと思いませんか?

興味を持つだけで、幸せになる

『ベルンの奇蹟』の画像
『ベルンの奇蹟』は、抑留から帰還した父と、父の顔を知らなかった子との絆も描いている。
『ベルンの奇蹟』は、54年のスイスワールドカップでの奇跡的な西ドイツ初優勝をモチーフにした映画です。その勝利は、戦後の疲弊した国に、神話的な記憶と大きな感動を呼び起こしました。サッカーが、戦争の敗北による人々の貧しさと苦難の生活を支え、力づけたのです。何か好きなもの、興味を持てるものを持つことの大切さを思い出させてくれるようにも思います。

シネフィル、サッカー狂のような人たちは、それだけで幸せだって思いませんか? バンドに夢中になったり、推理小説が大好きな人だってそうです。『幸せの公式-人生を楽しむ脳力を育てましょう』という本のなかで、著者のシュテファンクライン氏は、「何かに興味を持つことは、すぐに色あせてしまう外的な条件より、いつまでも持続する幸せの大切な条件だ」と言っています。

確かにそうですよね。ブランド品のスカーフを欲しいと思って、手に入れたとしても、手に入れた喜びが、10年も持続するとは思えません。ですが、映画やサッカー、それ以外の興味、たとえば、生け花でも、茶道でも、ダンスでも、卓球でも、何かが好きならその気持ちはなかなか消えません。

『ベルンの奇蹟』のように、落ち込んでいるときや、他に喜びが見つからないとき、「興味や好きな趣味」が、自分を支えてくれる宝物のようなものになるのです。気持ちをそっちに向けることができれば、「大好きっていう気持ち」が、元気を与えてくれると思いませんか。

次ページでは、サッカー映画のお勧め作品を紹介します>>
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