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映画とサッカーは毎日を10倍刺激する(2ページ目)

映画とサッカーは、なぜ世界中で愛されているのでしょうか?映画とサッカーを愛することで、毎日はもっと楽しくなっていくのかを探ります。また楽しいサッカー映画の数々を紹介します。

執筆者:オライカート 昌子


サッカーが強い国のサッカー映画は面白い?


『GOAL!』の画像
『GOAL!』は3部作。サッカー版ヒーロー伝説の物語。
本格的なサッカーとドラマが合体した『GOAL!』第一弾も公開され、サッカー映画の日本での認知度も上がってきました。邦画では異色作『かにゴールキーパー』があります。ハリウッド映画では過去に『勝利への脱出』もありますが、邦画もハリウッド映画もサッカー映画の数は多くはありませんよね。アメリカではサッカーよりアメフトの方が盛んなので当然かもしれませんが、『スチュアートリトル』や『キャッツ&ドッグス』のようにキッズ映画の中で子供がサッカーを習っている例はとても多いのです。今後は、ハリウッド製のサッカー映画の秀作も増えてくるかもしれませんね。

ドイツワールドカップでは、イタリアが優勝しました。イタリアにもサッカー映画はあると思いますが残念ながら、日本では紹介されていません。イギリスのサッカー映画には、『シーズンチケット』『ベッカムに恋して』『ミーンマシーン』などがあります。ドイツでは、『ベルンの奇蹟』『WE LOVE BALLS!!』など。 オランダでも『天国へのシュート』 などがあります。

どれも面白い映画ばかりですが、『ベッカムに恋して』は、サッカーに詳しくない人でも楽しめるお勧めの映画です。邦題だけを見ると、ベッカムに興味のない人は避けてしまいそうですが、恋と成長が主題。背景にイギリス在住インド人の生活や文化が音楽とダンス満載で描かれていて、深みを与えています。

『WE LOVE BALLS!!』は、ある日ゲイであることに気づいてしまったゴールキーパーのエキーが主人公。チームを追放されたエキーは、ゲイのサッカーチームを作るから、4週間後に対戦しよう!と宣言してしまいます。いわば、ゲイ版『少林サッカー』。ドイツのイメージを裏切るコメディタッチのストーリー展開。素顔のドイツが垣間見れるのでは?

この作品でも、サッカーに対する情熱は神聖と言ってもいいほど強く描かれています。例えば、「ゴールを決めるのは、瞑想に似た状態だ。心は静まり返り、内なる光に導かれる」と言った台詞がでてくるのです。『シーズンチケット』にも、「サッカーは宗教だ」といった台詞が出てきます。

こういう映画を作る国は、どれほどサッカーを愛しているんだろうかって考えてしまいます。いつか、サッカー日本代表が本当に強くなるときには、きっと日本でも良質なサッカー映画が山ほど作られているはずだと思いますが、いかがでしょうか?

サッカーも映画も人生に対する情熱を掻き立ててくれるもの、それがあれば、毎日の楽しさが格段に増えるという面があると思います。私たちの生活を彩ってくれるものは、それだけではありません。音楽が私たちに与える影響だって、大きいものがあります。

たくさん好きなものがあるとしたら、それだけ毎日は刺激的で楽しいものになるのは間違いないと思いませんか?

【関連リンク】
All Aboutスポーツチャンネル
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