『サイド・ショウ』
ブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』
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エレガントで爽やか、三拍子揃った男役として活躍し、2007年2月に退団した元宙組トップスターの貴城けいさん。
宝塚きってのエンターティナーと称され、2005年9月に退団した男役スターの樹里咲穂さん。
そんな実力派の2人がブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』で共演、主演します。
『サイド・ショウ』はブロードウェイで1997年に上演、日本ではこれが初演となります。
ストーリーは……実在の結合双生児、ヴァイオレット・ヒルトン(貴城けい)とデイジー・ヒルトン(樹里咲穂)姉妹の生涯を通じて、恋愛や友情、アメリカのショービジネスの裏側などが描かれています。。
第52 回トニー賞では4部門にノミネートされたこの作品、ほぼ全編が楽曲で綴られています。作曲を担当したのは、映画にもなった大ヒットミュージカル『DREAM
GIRLS』のヘンリー・クリーガー。
「Who Will Love Me As I?」「I Will Never Leave You」をはじめ、『DREAM GIRLS』の「One Night
Only」のように力強く、聴く者の心を震わす楽曲の数々です。
主な共演者は、下村尊則さん、大澄賢也さん、岡 幸二郎さん、伊礼彼方さんと、日本のミュージカル界になくてはならない実力派ばかり。大澄賢也さんは振付も担当されます。
貴城けいさんと樹里咲穂さん。つい先日も『NINE The Musical』で共演しましたが、私は今でも2003年 雪組の『Romance de Paris』を思い出してしまいます。
風と太陽のように与えるイメージは真逆のようで、でも同じ温かさを感じる2人。
どんな双子を演じてくれるか、どんな感動を与えてくれるか楽しみですね。
さて――貴城けいさんと樹里咲穂さんに『サイド・ショウ』の見所などを伺いました。