衣装を着替えるその場所で、私服に着替える。
* | 早替りのようにさっと着られるよう、私服はセットしてある。 |
* | 普段の靴も履く。 |
* | “私服なのに舞台化粧”という妙な姿で、楽屋の部屋に走る。 |
* | 化粧品などは、ショーが始まる前に、全部片付けてある。 |
* | 終演後の時点でテーブルの上に置いてあるものは…マツゲを入れるケース、ふき取りクリームや化粧水を含ませたコットン、ティッシュ5枚ほど。それだけ。 |
* | 立ったまま化粧を落とす。 |
* | オシボリで顔をゴシゴシ拭く。顔を洗う時間はない。 |
楽屋出。
* | 必需品は…帽子とサングラス。 |
* | 持っているものは、デイバッグのようなバッグ一つ。 |
バスに乗る。
* | まずカーテンを閉める。 |
* | やっと一息し、お互いの顔を見て、たいがい笑う。 |
* | ティッシュなどで、残った化粧を落とす。 |
って……文章で書けば簡単ですけど、実際やってみると、これがねぇ…
最終目的のバス乗り込みが、“下級生から先に乗っていなくてはならない”なんていう、タマラナイ規則もあったりして。
“上級生をお待たせしてはいけない”という意味からなんでして。
だからね、ひと手順でも間違うと、ヤバイんですよ。
普段はぐ~たらしている私ですが、なぜかなぜか、こーゆう一瞬に燃えるタイプでして。
周りのお手伝いまでしてあげる余裕もあったりして。
ガイド日記を読んで下さっている方はご存知でしょうが、私、よ~く寝坊をします。(はい。つい数日前も…)
それでも、お弁当もちゃんと作り、子供たちを一度として遅刻させたことがないのは、この!地方公演の楽屋出が大いに役立っているのかと。
って、そんなことで感心している場合ではありません。
寝坊、しなければいいことでして。
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