上演作品
今年も約30興行があちこちの劇場で上演されました。
まずは月組『ME AND MY GIRL』。
再演希望の声がダントツに多かった、観るものをハッピーな気分にさせるこのミュージカルが、12年ぶりに再演となりました。
娘役トップ・彩乃かなみの退団公演、94期生の初舞台公演、役替わり公演と話題も重なりました。
また博多座でも巡演され、本公演で瀬奈じゅんが演じた主役ビルを霧矢大夢が演じました。
星組『THE SCARLET PIMPERNEL』 (C)宝塚クリエイティブアーツ |
そして星組『THE SCARLET PIMPERNEL』。
フランク・ワイルドホーン氏作曲による人気ミュージカルが宝塚版として上演。
安蘭けい&遠野あすかという歌唱力の高いコンビにぴったりな、ロマンと迫力のある大作に仕上がりました。
宙組『黎明の風』には専科スターの轟 悠が特別出演し、白洲次郎を威風堂々と演じました。
雪組『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』は、ショーが約30分、芝居が約2時間という初めての試みでした。
そして花組『愛と死のアラビア』『Red Hot Sea』は、真飛 聖の本公演トップお披露目公演となりました。
全国ツアーでは『外伝 ベルサイユのばら』3部作「ジェローデル編」「アラン編」「ベルナール編」が雪組・水 夏希、花組・真飛 聖、星組・安蘭けい主演で上演されました。
また今年は再演作品の多かった年でもあります。
月組『ME AND MY GIRL』 (C)宝塚クリエイティブアーツ |
先にあげた『ME AND MY GIRL』をはじめ、花組『メランコリック・ジゴロ』、星組『赤と黒』、月組『グレート・ギャツビー』、宙組『雨に唄えば』、花組『銀ちゃんの恋』、星組『ブエノスアイレスの風』など、どれもが人気作品。
そしてバウホール創立30周年を記念して、バウホール柿落とし作品であった『ホフマン物語』を筆頭に、各組とも魅力的なバウホール作品が、若手により再演されました。