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もう一度観たい!再演作品【2008年】

宝塚歌劇団では2008年も数々の作品が再演されます。時を経ても色褪せず、今の観客に支持され、今のタカラジェンヌの魅力を引き出してくれる再演作品。それらを、初演時の主な配役とともにご紹介します。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

“再演物”と呼ばれる過去に上演された作品が毎年のように再演されていますが、2008年はそれがとても多い!
その理由の一つは、宝塚バウホールが今年創設30周年を迎えたため、バウホール上演作品がすべて再演物となったからと言えるでしょう。

バウホールだけではなく、本公演や全国ツアー、特別公演にも、魅力的な再演作品がラインナップされました。

では上演日程順に、過去の配役、現在の配役なども含めご紹介いたします。
*まだ配役発表されていない箇所に関しては、発表後更新。

月組 バウ・ワークショップ『ホフマン物語』-オッフェンバックによる-

1978年、花組にて初演。
誰もが聴いたことのある「ホフマンの舟歌」で有名なオペラ。バウホール柿落としとなった記念すべき第一作目です。

出演者は2組に分かれました。まずは、すでに退団を発表していた花組トップスター・安奈 淳を主演にあてた本公演と同じく豪華メンバーで上演。
その後数日間は「若手に活躍の場を」というバウホール創設理念の下、寿ひずる主演による若手メンバーで上演されました。

注)バウホールでの初演は1978年ですが、1950年、春日野八千代主演、雪組にて同名作品が上演されています。

2008年も2組に分かれて上演。またその中でも役替わりを行うなど一人が数役を演じることも。
これは『ホフマン物語』に限らず、“バウ・ワークショップ”と題された各組のバウホール作品が若手により上演されます。

脚本・菅沼潤、脚本・演出は谷正純。

主演は前半が明日海りお、後半が青樹 泉

1月2日(水)~1月13日(日)宝塚バウホール
1月19日(土)~1月29日(火)宝塚バウホール

 

1978年
4/1~4/17

1978年
4/18~4/23
2008年
1/2日~1/13
2008年
1/19~1/29
ホフマン 安奈 淳 寿ひずる 明日海りお 青樹 泉
アントニア 上原まり 北小路みほ 羽咲まな/青葉みちる 夢咲ねね
オランピア 邦月美岐 如月巳麗 夢咲ねね/美鳳あや 花陽みら/夢咲ねね
ジュリエッタ 北原千琴
麻里 光 青葉みちる/夢咲ねね 美鳳あや/夢咲ねね
ニクラウス 松あきら 真汐ちなみ 宇月 颯 明日海りお
クラーラ 美野真奈 松風都巳    
ミューズ     美鳳あや 明日海りお
悪魔 他4役 みさとけい 宝 純子 青樹 泉 星条海斗


花組 サスペンス・コメディ『メランコリック・ジゴロ』-あぶない相続人-


ジゴロという魅力的なキャラクター、個性的な登場人物たちが繰り広げる軽妙なコメディー。

1993年、花組にて初演。
主演は安寿ミラ。二番手の真矢みきと“ヤンミキコンビ”と人気を博した両名の代表作といえるでしょう。

作・演出は正塚晴彦。

2008年は真飛 聖主演。花組トップスターとしてのお披露目公演でもあります。

2月2日(土)~2月25日(月)中日劇場

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(C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ

  1993年 2008年
ダニエル 安寿ミラ 真飛 聖
フェリシア 森奈みはる 桜乃彩音
スタン 真矢みき 壮 一帆
フォンダリ 未沙のえる 愛音羽麗
マチウ 愛華みれ 悠真 倫
バロット 真琴つばさ 未涼亜希
ティーナ 華 陽子 野々すみ花
ルシル 詩乃優花 桜 一花
ベルチェ 磯野千尋 夏美よう
レジーナ 美月亜優 舞城のどか
ロジェ 宝樹芽里 華形ひかる

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