宝塚歌劇の舞台シーン

宝塚ファンの方々が期待するのは、豪華な舞台シーンでしょうか。メインは舞台の下ですが、舞台上のシーンも挿入されます。

また本編の後に5分ほどのフィナーレが付くとのこと。

観客は、元タカラジェンヌたちの「もう観ることはできない…」と思っていた現役時代にタイムスリップできるでしょうね。

出演者たちも「もう使うことはないだろう…」なんて思っていた舞台用の男役グッズや娘役グッズの封印が解かれることに?

(フィナーレは、新宿コマ劇場の舞台機構を想定して作られるものなので、後記の全国ツアー公演でも同様のスタイルで行われるのかどうかは現在未定とのこと。劇場関係者談)


さようなら、新宿コマ劇場

1957年(昭和32年)こけら落とし公演を行った新宿コマ劇場。その後、ジャンルにとらわれず様々な公演を打ち、多くのスターを輩出し、多くの大衆に親しまれてきました。

その新宿コマが老朽化に伴い閉館となります。大晦日に歌番組の収録があるものの、公演としてはこの『愛と青春の宝塚~恋よりも命よりも~』が最後となります。

新宿コマ劇場と宝塚歌劇団の縁は深く、昭和40年代、50年代には、年に1、2ヶ月、新宿コマ劇場公演がありました。昨今雪組で再演された『星影の人』の初演も、この新宿コマ劇場でした。
越路吹雪をはじめとする多くの元タカラジェンヌたちも、この舞台で飛躍しました。

それは、宝塚の生みの親、小林一三翁の最後の事業であったのが、この新宿と梅田のコマ・スタジアム開場だったからでしょう。

最後の公演が元タカラジェンヌ出演による宝塚歌劇を描いた作品、一三翁らが翻弄した戦時下を描いたものであるということに、深い縁の絆を感じさせます。


全国ツアー公演

新宿コマ劇場公演の後、12月27日より2009年3月10日の長きに渡り、北海道から鹿児島まで全国ツアー公演を行います。

Wキャストである主要キャストは、マチネまたは数回ある会館では、別の組み合わせとなっています。

休みの回の4名が、舞台裏で早替りのお手伝いをしている光景が…想像できますね…