子供服をクローゼットに収納するコツ(2ページ目)

子供部屋のクローゼットで使えるIKEAの収納

子供が自分で服を選びたがるようになったら、IKEAの収納スタイルが参考になります。子供部屋とはいえ、クローゼットのハンガーパイプは大人向けの高い位置にあるため、子供でも手の届く位置にパイプを1本増やします。市販のパイプ金物を買ってきて、ネジで壁に取り付けるという方法がありますが、突っ張り棒を使えば簡単です。

上下2本のパイプを、シーズンオンとオフで使い分けてもOK。服の裾下にできる空きスペースは、プラスチックケースやカラーボックスのような棚を置いて、たたんだ衣類やカバンなどの収納に使います。IKEAのANTONIUSのラックなら、引き出しの素材としてプラスチック、布、メッシュの中から選べます。ラックの上は、カバンや小物などの置き場として使えるので重宝です。

小さくなった子供服の保管とリサイクル

衣替えのたびにサイズを確かめて、もう着られない服は知り合いや、リサイクル店、フリーマーケットなどを通じて手放すのがベスト。次のお子さんに備えてキープする場合は、性別・サイズ別に分けておきます。引出しケースや衣装ケースを使って、傷まないようにきちんと保管しておきたいですね。ラベル貼りもお忘れなく！

【しろくま】さんが暮らしているアメリカでのリサイクル事情は如何でしょう。
「日本によくあるリサイクル店（委託・買取）の数は少なくて、我が家では小さくなった服を袋や箱に分けておいて寄付します。非営利団体が運営するリサイクル店では、寄付された日用品や服などを格安で販売しています。ボランティア活動が盛んなので、大型の家具でもトラックで取りに来てくれる団体があるくらいです。そのほかに、ショッピングセンターの敷地内などに、寄付品を入れる大きなボックス（無人）が置いてある場合もあります」。

寄付という考え方がベースにあるのは、お国柄でしょうか。寄付に対して税金の控除が認められるので、個人でも気軽に参加できて社会的にも正当な行為。あちこちに受付場所があって、いつでも持ち込みOKな生活環境があったら、溜め込まずに早めに手放すチャンスが増えそうですね。

衣類の整理は大人も子供も共通。基本をおさらいしてみましょう。