いつ決める?
多くの生徒は、宝塚音楽学校に入学した時点で「男役になるか、娘役になるか」を決めています。(厳密に言うと、受験の時点で…かな?)
男役志望の生徒と娘役志望の生徒では、声楽などの発声法も違ってきます。
日本舞踊の授業では男舞、女舞、演劇でも男役、娘役と分かれますから。
ですから入学時には、どちらにするかを選択しなければならない…と言ってもいいでしょう。
ボーダーライン上の生徒も本科生になる頃には、どちらにするかを決めます。それによって、付ける芸名も変わってくるし、卒業前の文化祭の配役も違ってきますから。
もちろんギリギリまで悩む生徒もいて、男役・娘役どちらにも通用する芸名にしたり、芸名を提出した後に「やっぱり、こっちに…」と変更したりする場合もありますね。
というわけで……
「男役になるか、娘役になるか」は、身長を一番の基準にし、最終的には本人の意思で決めるということです。
こんな風にして決めた「男役」「娘役」ですが、これが変わることもあります。
次回はタカラジェンヌの性転換(?)のお話。
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