ニューヨーク公演 |
1989年(H元年)10月 |
『TAKARAZUKA』 1部「TAKARAZUKA DANCE FESTIVAL<宝塚をどり賛歌>」 2部「TAKARAZUKA
FOR EVER<タカラヅカ・フォーエバー>」 |
松本悠里・大浦みずき・紫苑ゆう・ひびき美都・安寿ミラ・こだま愛・天海祐希ら61名 |
*ラジオ・シティ・ミュージック・ホール。メンバーも過去最多人数。三菱グループ各社の特別協賛 |
ニューヨーク公演 |
1992年(H4年)11月 |
『TAKARAZUKA 夢』 |
大浦みずき・絵麻緒ゆう・匠ひびき・湖月わたる・風花舞・星奈優里ら21名 |
*ジョイス・シアター。退団した大浦みずきと現役生とのジョイントが話題を呼んだ。三菱グループ各社の特別協賛 |
ロンドン公演 |
1994年(H6年)7月 |
『花扇妙<美しき日本>』『扉のこちら』『ミリオン・ドリームズ』 |
松本悠里・安寿ミラ・真琴つばさ・香寿たつき・紫吹淳・真織由季・月影瞳・風花舞ら46名 |
*コロシアム劇場。初めて芝居を上演。初の海外自主公演。三菱グループ各社の特別協賛 |
香港公演 |
1998年(H10年)1月 |
ジャパン・ファンタジー『夢幻宝寿頌』 グランド・レビュー『This is TAKARAZUKA』 |
松本悠里・出雲綾・姿月あさと・花總まり・和央ようか・湖月わたる・朝海ひかるら45名 |
*香港カルチュラルセンター大ホール |
第1回中国公演 |
1999年(H11年)10月~11月 |
ジャパン・ファンタジー『夢幻花絵巻』 グランド・レビュー『ブラボー!タカラヅカ』 |
真琴つばさ・紫吹淳・檀れい・汐美真帆・大空祐飛・大和悠河ら40名 |
*北京・世紀劇場、上海・上海大劇院。第1回上海国際芸術祭に参加。 |
ドイツ・ベルリン公演 |
2000年(H12年)6月~7月 |
オリエンタル・ファンタジー『宝塚 雪・月・花』 グランド・レビュー『サンライズ・タカラヅカ』 |
松本悠里・出雲綾・紫吹淳・貴城けい・水夏希・西條三恵・紺野まひるら51名。 |
*フリードリッヒシュタット・パラスト劇場。?ヴァーナルの特別協賛。 |
第2回中国ツアー公演 |
2002年(H14年)9月~10月 |
舞踊劇『蝶・恋』 ダンシング・ファンタジー『サザンクロス・レビュー・イン・チャイナ』 |
城火呂絵・香寿たつき・初風緑・渚あき・彩輝直・檀れい・安蘭けい・夢輝のあら40名 |
*上海・上海大劇院、北京・世紀劇場、広州・麗江明珠歌劇院。日中国交正常化30周年記念。 |
そして…
韓国公演 |
2005年(H17年)11月11日~11月13日 |
宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』 ショー『ソウル・オブ・シバ!!』 |
未沙のえる・湖月わたる・安蘭けい・立樹遥・涼紫央・白羽ゆり・柚希礼音ら37名 |
*慶熙大学「平和の殿堂」。日韓国交正常化40周年記念。 |
初期の頃の演目にはレビューはなく、歌舞伎の所作物や日本物のショーなど、あくまでも“日本”の伝統芸術を前面に打ち出したものでした。国際親善の意味合いも深く関わっていたからでしょうね。
やがて洋物も上演されるようになり、流れを大きく変えたのが、第3回ヨーロッパ公演でしょう。
1部「ファンタジー・タカラヅカ」の作者である白井鐵造氏(演出は酒井澄夫氏)、2部「ビート・オン・タカラヅカ」の作者である鴨川清作氏(演出は草野旦氏)は語ります。
「外国人におもねるものではなく、エキゾチズムに頼らず、“宝塚”を期待している観客に“これが宝塚”と思わせるものを……」と。
その思いが、さらにその後の海外公演へ受け継がれてゆきます。