さて宝塚でのお話。
ペイさん(高汐 巴)トップ時代の『メモアール・ド・パリ』の「パッツィの館」の場面。
ナツメさん(大浦みずき)とキャルさん(ひびき美都)がフレッド・アステア&ジンジャー・ロジャースのような、優雅で上品な伝説の場面です。
ソルーナさん(磯野千尋)&ゆっこさん(月丘千景)を筆頭に、10組のカップルが盆で踊るのですが、これは大変でした。盆廻りの箇所はそんなに長くはないんですが、それぞれのカップルが大きな植木鉢を囲んで踊るのです。
それがねぇ、盆は廻っているから正面がとりにくい、植木鉢にぶつかってはいけないから、踊るというより走るって感じ。だけど優雅に。
稽古場では植木鉢の変わりに、ポールのようなものを立てて稽古しました。
でもこーゆう場面って、実際舞台で踊ってみないと雰囲気が掴めない。まだ他の組の公演中の終演後に、舞台で何度も練習しました。
ユーザーの方にもいくつかメールをいただきました。あの場面を観た時、大変だろうなぁ~と思ったと。
私この公演中に、最初で最後の休演を2日間してしまったのですが、あの場面の代役をいきなりさせられた生徒さんはかわいそうですねぇ。最悪です。……って、私が悪いのです……
では、ビデオを持っていらっしゃる方は、こんなところもチェック!
これは結構有名なお話ですが、このビデオ撮りの日「パッツィの館」の場面で、ナツメさんはマイクを付けるのを忘れてしまった……ナゼナゼ、こんな日に!
召使役のツダさん(伊織なつ耶)が強引にナツメさんにマイクを渡すところがビデオにバッチリ!
その後、銀橋の付け根というヒジョーに目立つ場所で、必死にマイクを衣装に付けるナツメさんがカワユイ。(ご、ゴメンなさい)