宝塚ファン/宝塚歌劇団 トップスターの変遷

星組トップ・香寿たつき、渚あき―退団(5ページ目)

2003年3月23日――星組トップスター・香寿たつきさんさんが宝塚歌劇団を退団されました。娘役トップ・渚あきさん、そして星組を代表する多くの生徒さんたちも宝塚を去りました。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

トップコンビと共に退団された6名のスターさんたち……。星組になくてはならない存在でした。全員が今の星組の中心にいた、そしてこれからの星組を間違いなく支えてゆく生徒さんたちでした。

夢輝のあさん――
星組三番手男役スター……。芝居、歌、ダンスと、下級生の頃から評価され、これからさらに登りつめるであろうスターさんでした。
あたたかさと共に、『花吹雪 恋吹雪』の霧隠才蔵、『イーハトーブ 夢』でのジョバンニ・宮澤賢治の二役、狂気を演じた『プラハの春』のヘス中佐など、芝居好きならやってみたいと思う個性的なオイシイ役もこなせる貴重なスターさんでした。

秋園美緒さん――
新公、バウと何度もヒロインを与えられ、多くのスターの相手役をこなしてきたベテラン。実力と、彼女自身の持つ包容力により、魅力的な女性、重要な役どころを演じてきました。大人の女性が似合う、美しい歌声を持つ娘役でした。

朝澄けいさん――
場を、ふわ~っと明るくさせる爽やかな人。少年から青年へと移り変わり、少し危なげで繊細な役の似合う二枚目スター。翳りのある大人の男を、これからももっと見たかったと思うファンの方は多いはずです。

小柄な容姿の中にも、男役に負けないパワフルな演技や歌を見せてくれた娘役、毬丘智美さん

表現力豊かな演技と大きな存在感のあった頼もしい男役。甘い歌声も魅力だった鳴海じゅんさん

お母様(元雪組トップ娘役・高宮沙千さん)ゆずりの歌唱力で今後の活躍を期待されていた娘役の高宮千夏さん


香寿さんを筆頭に、退団者全員に共通するのが、歌唱力に優れていること。本舞台で、銀橋で、大階段で、カゲソロで。またディナーショーなどでも、安定した心地よい歌を聴かせてくれました。


これだけ多くの豊かな人材が、去って行きました。中には、寿退団といううれしい人もいらっしゃいますが、宝塚の男役、娘役としての皆さんにはお別れです。
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