落っこちそうかなぁ~
大階段ほど怖くはありませんが、幅は120cmしかありません。足元も見ません。踊る時はもちろん、大きな衣装を着てすれ違う時、ひざまづく場合などはちょっと怖いですね。
簡単なステップで踊るだけならさほど問題はありませんが、ここでリフトの入ったデュエットダンスを踊るスターさんは、大階段に近い恐怖(?)を感じるそうです。
もし落ちるとなれば(そんなことは望みませ~ん!)オーケストラボックスか客席のどちらか一つ。「どちらがいい?」と聞かれたら、私なら迷わず「お客さんのお膝!」と答えます。ピアノやドラムセットの上には落ちたくない……
暗転!
暗転になり、舞台袖か花道袖に“はける”(引っ込む)時、これはちょっと怖いです。だって暗い…ですから。慎重に歩いて目的地にたどり着きたいところですが、それでは次の場面が始まってしまいます。だからダッシュで走る!
昔この状況で落ちてしまった方……大浦みずき様。(ナツメさん、案外怖がりですねぇ。)今後こんなことのないように、この事件!以来、夜光の目印のテープが銀橋の端に付けられるようになりました。
あの長さがねぇ~
とても長く感じる銀橋。長さの感覚を覚えるのには、ひたすら“慣れ”が必要でしょうね。
さて――銀橋での場面の稽古は、どのようにして行われるのでしょうか……?