代表に決まったなら(これをファンの方の用語では“代表をあげる”というそうです)その組のトップスターの代表さんに報告します。また、それぞれのファンクラブは宝塚歌劇団非公認ではあるけれど、歌劇団側にも一応報告します。
代表が決まっても、必ずしも“会を作らなくてはいけない”という決まりはありません。“代表さんはいるけれど、会はなし”というところも結構あります。会の運営や会員数の動員など、会を作るにはそれだけ大変ということでしょう。
さて、これも先日ユーザーの方からいただいた質問です。
「ある生徒さんの会に入ったら、他の生徒さんを応援できないのですか?」……
花組のAさんが1番好きだから、Aさんの会に入りたいけれど、月組のBさんも気になるし、雪組ではCさんを応援したいし……。そんな風に思っているファンの方は多いと思います。
会に入ったら、他の生徒さんを応援できない?
“他の人を応援するなんて、Aさんに対して失礼!”という考え方はあるようです。また生徒さんの中には「私だけを見ていて欲しい……」という人もいるかもしれません。ですから会によっては、他の生徒さんを表立って応援することを快く思っていないところもあります。
会に入っていて、頻繁に楽屋待ちなどをして顔が覚えられると、どうしても“〇〇さんの会の人”という目で見られるのは事実。でも、その応援の仕方の度合いによってはOKなのではないかな? 実際、他の生徒さんのお茶会に出席しても構わない会もありますし、他の組の公演を観劇することはもちろんOKだし。
ただ「ワタシ、移り気で困っちゃう……」「いろんな生徒さんにファンレターを出したり、楽屋待ちしたい!」なんていう人は、特定の生徒さんの会に入ると何かと行動しにくい面もあるかもしれませんね。
“その人一筋!”でいくか、“アノ人もコノ人も!”でいくか。その辺が会に“入る”or“入らない”の分かれ目ではないでしょうか。