休演者のキモチ……
そんな私も研5の時に二日間休演してしまった。救急車で運ばれた病院のベッドの上でずっと思っていた。代役の人、大丈夫かなぁ? 振りわかるかなぁ? そろそろ開演だ。今頃あの場面かな?
心配しつつも一番感じたことは――私がいなくても、ちゃんと幕は開くんだ――という当たり前の事実に対する淋しさ。休演して初めて、休演者のつらい気持ちがわかった。
まだフラフラの体で舞台に戻った日――やっぱりココがいい――と痛感した。休演なんてもうしたくないって。
代役をするのはホント大変。このチャンスをモノにしよう!と思えるのには時間がかかる。大変だけど、一番大変でつらいのは休演者本人。
できることなら毎公演、一人の休演者も出さずに全員揃って千秋楽を迎えたい。だけどタカラジェンヌも人間だから(かよわい女の子よ)。ならばせめて、一日も早い復帰を願うといたしましょうか。
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