凸凹コンビ男優の「やや高い」と「普通」の境界は177cmにおきました。それ以上はモデル出身俳優が多く、それ以下はテレビ育ちの人気者が多くなります。また松嶋菜々子に代表される女優の高いグループと共演できるかも「高い」「やや高い」と「普通」を分けるポイント。ちなみに『天体観測』の伊藤英明-小雪-坂口憲二は史上最「高」の三角関係といっていいでしょう。 さらに183cmで「高い」と「やや高い」を分けました。この違いは「やや高い」男優はそれに見合って、女優も「高め」~「普通」ですが、高い男優は逆に「普通」~「やや低い」女優との共演が多くなっています。 ぶっちぎりで一番高い阿部寛の共演女優が典型的で『TRICK』仲間由紀恵、『笑顔の法則』竹内結子、『アットホームダッド』篠原涼子と160~162cmと組合わさっていて、これは「凸凹コンビ」ねらいですね。 高嶺の花174~177cmの「普通」には木村拓哉、織田裕二と二大人気男優がいて、このあたりが親しみがわく、ほどよい高さのようです。なぜか172~173cmにはギャップがあり171cm以下がジャニーズアイドル中心の「やや低」。「年上のお姉さん」パターンをのぞけば『砂の器』中居正広・松雪泰子、『P.S.元気です、俊平』堂本光一・瀬戸朝香と一般には165cm女優との共演が限界です。 そんな中で例外は草なぎ剛。『スタアの恋』藤原紀香、『僕と彼女と彼女の生きる道』小雪、そして現在放送中の『恋に落ちたら』松下奈緒は174cm! あえて「高い」女優に挑み、「普通の男と高嶺の花」パターンを得意としています。
男162cm、女182cmの身長差ドラマ |