ライトコメディのヒット作を多くつくり、かつ『魔女の条件』など多様な作品をバランスよくこなし、80年代中盤からTBSドラマの主力として活躍、現在もドラマ制作部門の責任者として活躍中です。
ちなみに、フジテレビは主演俳優を局としてでおさえるけど、TBSはプロデューサが人脈を利用して個別に交渉するそうです。俳優の出演回数から八木人脈を見てみましょう。
16回:田村正和
13回:白川由美
11回:所ジョージ、中山美穂
9回:的場浩司
8回:浅野温子、伊東四朗、西尾麻理
5回:ビートたけし
白川由美は50~60代のキャリアウーマン、おばさん、おかあさん、おばあさん役の定番。これがTBSでも『ダブルキッチン』『愛しているといってくれ』などの貴島誠一郎Pだと同じ役どころを野際陽子が演じることになります。
所ジョージは田村正和など主人公の同僚や隣人。
中山美穂はラブコメ。八木Pの作品と月9の主演によりラブコメの女王の座に君臨していました。ちかごろこの路線がとだえていますが、またみたいところです。
的場浩司は学園ものの不良か、ラブコメで眼光の鋭いやつ。
浅野温子は『パパはニュースキャスター』『パパは年中苦労する』の田村正和との名コンビがなつかしいところです。
伊東四朗はラブコメ、ホームコメディでヒロインの父親役からシリアスな役までなんでもこなします。
西尾麻里(現・まり)は『パパはニュースキャスター』で「愛と書いてめぐみと読む」の西尾愛役。子役の定番、長じてなお活躍しています。