息の長い「パディントン・シリーズ」
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パディントン(TM)が騒ぎを引き起こすのは、文化の違いに由来するところも大きいです。お茶の習慣や甘いお菓子など、パディントン(TM)にとっては驚きの連続でした。違う習慣になじもうとするとき、新天地であるイギリスという場所に根を下ろすための支えになるのが、クリームやジャムをふんだんに使った甘い味だったのかもしれませんね。シリーズが進んでいくにつれ、社交ダンスやラグビーも、ばっちり(?)こなすようになっていきますよ。
(1)『くまのパディントン』(1967年10月)
(2)『パディントンのクリスマス』(1968年11月)
(3)『パディントンの1周年記念』(1969年8月)
(4)『パディントンフランスへ』(1970年12月)
(5)『パディントンとテレビ』(1971年9月)
(6)『パディントンの煙突掃除』(1977年11月)
(7)『パディントン妙技公開』(1989年9月)
(8)『パディントン街へ行く』(2008年10月)
(9)『パディントンのラストダンス』(2008年10月)
(10)『パディントンの大切な家族』(2008年10月)
作:マイケル・ボンド
画:ペギー・フォートナム
訳:(1)~(7)松岡享子
(8)~(10)田中琢治・松岡享子
出版社:福音館書店
価格:1,260~1,365円(税込)
(※上記は邦訳の出版年です/10巻目以外は福音館文庫版も出版されています)