四季折々の参考に『野あそびずかん』
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特にキャンプに限った絵本ではないのですが、一年を通じた野山との親しみ方が詳細に描かれているので、きっとキャンプにも大きなヒントになるでしょう。自然絵本の傑作を次々と生み出している松岡達英さんの原体験は、里山で過ごした子ども時代の記憶です。現在、アトリエをかまえていらっしゃるのは、その記憶を呼び起こすことのできるふるさと新潟の川口町です。『野あそびずかん』は、その川や山に出没する動物、四季折々の花や野草、きのこなどの野生のものを取り上げ、それらの恵みを生かした生活そのものや田畑の仕事の一端を切り取って描きます。図鑑代わりに、野外料理の参考にいかがでしょうか?
■『野あそびずかん』
さく:松岡達英
出版社:福音館書店
出版年:2003.4
価格:1,575円(税込)