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トレッサ横浜は「クルマと楽しむ発見・感動・集いの場」をコンセプトにしたオートモールです。 |
フランスの香り高いモール
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トレッサ横浜の内装は、リヨンの本物を忠実に再現したり、実際にリヨンで作ったものを飾ったりしています。シンボル的な金色のライオンはもちろんのこと、マンホールのふたやランタンなどの細部にもこだわっています。こちらは、ワインのお店の近くにあった水飲み場風の装飾です。 | トレッサ横浜は、トヨタが地域貢献のために2007年12月(グランドオープンは2008年3月)にオープンしたオートモールです。「車と楽しむ発見・感動・集いの場」というキャッチフレーズのもと、「創る楽しさ」がテーマになっています。
おしゃれなショップやレストラン、スポーツクラブなどが入った複合商業施設に、自動車関係の施設が併設。トヨタとダイハツの全車種が見られるほか、1時間でOKの車検工場や、カー用品やメンテナンス用品を扱う「ジェームズ」もあります。
豊田自動車の創業者である豊田喜一郎の父、豊田佐吉は豊田自動織機の創業者で、20世紀初頭にリヨン市を訪れたときに繊維産業や織機へのヒントを受けたそうです。トレッサ横浜のある横浜市は世界8都市と姉妹都市関係を結んでいますが、トヨタはリヨン市とのこの特別な関係を踏まえた上で、特にリヨン市を選び、リヨン市をテーマにしてトレッサ横浜を設計しました。
かつてトヨタの物流の拠点だったという工場跡地の敷地面積は、環状2号線をはさんで約7万平方メートル。南棟と北棟に分かれており、連絡通路で結ばれています。リヨンを訪ねたのはもちろんのこと、リヨン市長もお見えになって意見を出されたとのこと。そこで、環状2号線をセーヌ川に見立て、南棟が新市街、北棟が旧市街のイメージで設計されているそうです。
フランス月間にカプラ
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リヨン広場にふさわしいカプラ作品(13:30の回の参加者さんが作ったものです)。 | カプラがフランスの積み木であることから、フランス月間の6月にふさわしい企画としてとんとん拍子の決まったという今回のイベント。「ものを創ることを通した、発見・感動・集いの場」というコンセプトにもぴったりだったそうです。実際、イベントは大好評で、受付をされていたお兄さんも「評判は上々ですよ。整理券はあっという間に終了になってしまいましたし、皆さん、とても楽しんでいらっしゃいました」とにこにこ顔。天然素材を使ったカプラ作品と、リヨンの旧市街をテーマにした街並もぴったり合っていました!
カプラのイベント取材は初めてでしたが、親子で楽しい時間をすごしつつ、初対面の方たちがコミュニケーションを取り合って作品を創っていくというのもすばらしいことだなあと思いました。せっかく家を作っていたのに、うっかりお子さんが崩してしまったとき、お父さんががっかりしつつも、すぐに気を取り直して「もう一度やろうよ」と語りかける場面もありました。トレッサ横浜という空間で、カプラを中心にそれぞれのご家庭の思い出ができたのではないでしょうか。また、魅力的なショップやレストランがたくさんのトレッサ横浜。今度はプライベートで来たいなあと思いながら、後ろ髪をひかれる思いで帰宅したガイドでした。
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<関連サイト>
アイ・ピー・エス(カプラ 魔法の板)
(カプラ造形教室やイベントの案内も掲載されています)
トレッサ横浜