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魔法の板「カプラ」で想像力は無限大!(2ページ目)

フランスの不思議な積み木「カプラ」は3辺の比が1:3:15でワンサイズの「魔法の板」です。大作を作るもよし、親子のコミュニケーションにもよし。使い道は無限大です。

執筆者:鈴木 宏枝

カプラの知識と遊び方

ねる1960年代に、オランダのトム・ブリューゲンという人物がフランスの古城を購入しました。朽ち果てていたお城を修復するためには、模型が必要。その素材を作るためにブリューゲンはカプラを考案しました。20年以上の試行錯誤を重ね、1988年にフランスで販売されたカプラは、たちまち人気になり、ヨーロッパで数々の玩具賞を受賞したほか、日本でも1996年にグッド・トイ賞を受けています。カプラというのは「魔法の板」という意味です。文字通り、この単純な形の板だけで、何でも作り出すことができるからです。

カプラの「ねる」「おきる」「たつ」を組み合わせるだけで、小さな動物から人も入れるかまくらまで何でも作れます。一番長い辺が12センチですので手に取りやすく、とても軽いので当たっても痛くありません。作品を壊すときのにぎやかな音がまた楽しいです。作るだけという一方向の創造とはまた違った楽しみ方もあります。積んでよし、並べてよし、壊してよし!まさに一生モノの積み木になるでしょう。

サイズ:0.8×2.4×12(センチ)
重量:約12(グラム)
素材:海洋松

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カプラが「ねる」。
おきる
カプラが「おきる」。
たつ
カプラが「たつ」。
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