五味太郎さんの絵本
五味太郎さんの絵本は、深みのあるカラーインクの色合いも、ユーモラスな表現もとても人気があります。
五味太郎さんの絵本は、小さい子どもがいるご家庭にはおなじみでしょう。カラーインクを使った独特のくすんだ深みのある色合いと、ユーモラスな表情の主人公たちの絵には、誰しも見覚えがあるはず。この記事では、定番の絵本3冊と、新米パパ・ママにおすすめの3冊をご紹介します。

金魚はどこにいる? 『きんぎょがにげた』

『きんぎょがにげた』
ここで購入!金魚鉢から逃げた金魚を探します。えっ、あんなところに?あ!こんなところに。「きんぎょはどこだろう?」と探す子どもの表情は、きっと真剣そのものでしょう。
金魚鉢から逃げた金魚を各ページで探す絵本で、1歳半ごろから楽しめます。ぴょんと飛び出した金魚は、ページの中のあんなところやこんなところに。すまして隠れている金魚がユーモラスです。

■『きんぎょがにげた』
作:五味太郎
出版社:福音館書店
出版年:1982.8
価格:780円(税込)


生きているからうんちが出る 『みんなうんち』

『みんなうんち』
ここで購入!ゾウやネズミや鳥や人間。みんな食べ物を食べてうんちをすることがよく分かります。
『みんなうんち』は、五味太郎さんの中でも傑作の呼び声が高い知識絵本です。動物も人間も鳥も、エサや食事をして、それぞれに見合ったうんちを出すことがよく分かります。排泄は子どもの生活に密着しているテーマですので、それをマジメに語ることが大事ですよね。

■『みんなうんち』
作:五味太郎
出版社:福音館書店
出版年:1977.7
価格:880円(税込)


韻を踏んだ言葉遊びと楽しいサル 『さる・るるる』

『さるるるる』
ここで購入!「さる」が朝起きてから出かけて夜寝るまで。「さる・くる」「さる・みる」と「る」で終わる動詞がどんどん出てきます。もちろんユーモラスなオチもありますよ。
難しく言うなら、動詞の感覚を身に着けるのにぴったりです。「さる・くる」「さる・みる」「さる・うる」。とぼけた表情をしたサルが朝起きてから出かけ、いろんなやりとりをして、休むまで。「る」の脚韻を踏んだ、単純で楽しい言葉遊びの本です。姉妹編に『ばく・くくく』もあります。

■『さる・るるる』
作:五味太郎
出版社:絵本館
出版年:1980.1
価格:735円(税込)

パパとママを励ます絵本

上記のいずれの絵本も、子どもたちには定番の人気を誇ります。1歳過ぎから幼稚園児まで。いずれも、子どもの「読む力」を刺激し、子どもが深く入りこんでいける絵本です。一方で、五味さんの絵本には、読み聞かせをするお父さんやお母さんの心もなごませる、不思議な魅力があります。

一方、ガイドは、時にひょいと現れる五味さんのあたたかいメッセージ性のある絵本に心ひかれます。もうすぐ赤ちゃんを迎える人に、そして、生まれてきた赤ちゃんにめいっぱいの愛情をこめて贈りたい3冊を次のページでご紹介します。

>>「あかちゃんのそばで」シリーズ