クリスマスが近づくと、準備に忙しいながらも気分はワクワク!なかでも、お子さんと一緒に行なうクリスマスの飾りつけは、もっとも楽しいひと時。窓ガラスにスプレーしたり、イルミネーションに火を灯したり、それと忘れていけないのはクリスマスツリーです!あふれるくらいの幸せな気持ちは、みんなに分けてあげましょう。ツリーを飾るオーナメントに託して。
<CONTENTS>
1ページ目:このおもちゃは、どこからきたの?
2ページ目:モンゴルの大草原と子どもたち
3ページ目:フェアトレードで子どもたちを守る
このおもちゃは、どこからきた?
モンゴル産の手作りフェルトで作られたオーナメント |
写真提供:(c)ピープル・ツリー ビーズ製品をつくるフェアトレードの生産者。インドの生産者団体「タラ・プロジェクト」より |
例えば「何か1つ願い事はありませんか?ただし、自分のこと以外でね」と言われたら、「子どもたちの幸せ」と答える人は多いんじゃないでしょうか?
今回ご紹介するオーナメントは、購入した利益を子どもや環境を守る運動に活用している団体のものです。教材やワクチンを提供したり、奨学金にするところもあります。また、貿易弱者となった生産者に対し、技術支援やよりよい取引を継続し、途上国の経済的自立を助けるところもあります。クリスマスツリーに飾り付けたオーナメントが、それぞれのメッセージを持って、支援者が現れるのを待っているんです。