ゲームの対象年齢を表す「年齢区分マーク」
ゲームソフトのパッケージに印刷されている「年齢区分マーク」で、ゲームソフトの対象年齢をあらわしている |
「暴力表現」「性表現系」「反社会的行為表現系」「言語・思想関連表現系」の表現について、行き過ぎた表現を禁止し、その表現程度によって対象年齢を判断し、5段階に分けた「年齢区分マーク」を設定します。それぞれの表現項目には、上限があり上限を超える表現・内容は禁止表現とされ、レーティングマークは与えられません。
- CERO「A」全年齢対象
- CERO「B」12才以上対象 CERO「C」15才以上対象
- CERO「D」17才以上対象 CERO「Z」18才以上のみ対象これを見るとわかりますが、小学生以下は「CERO「A」全年齢対象」のみ対象になります。
制限に影響した表現「コンテンツアイコン」
審査員は、レーティング審査にて、「暴力」「性」「反社会的行為」「思想関連」の4つの分野から、それぞれの表現項目をチェックしています。その際、対象年齢を決定した根拠となる表現を9つのアイコンに分け、表示されたものが「コンテンツアイコン」です。「言葉・その他」…不適切な言語表現や思想 | 「飲酒・喫煙」…非合法な飲酒および喫煙 | ||
「恐怖」…恐怖心をあおるもの全般 | 「暴力」…ケンカ、殺傷など | ||
「恋愛」…キス、抱擁など | 「ギャンブル」…非合法なギャンブル | ||
「セクシャル」 …裸体、性的なものを強く想起させる表現など | 「麻薬」…麻薬関連 | ||
「犯罪」 …犯罪を肯定、助長する表現など |
いずれも、子どもには見せたくない表現ばかりです。
子どもに与えるおもちゃを適切に選べるように、業界団体はいろいろと考えています。消費者である私たちも、購入の目安として活用していきたいですね。
【関連リンク】
社団法人日本玩具協会:STマークについて
社団法人日本玩具協会:共遊玩具推進事業
トイザらス共遊玩具の啓蒙
TOMY共遊玩具のページ
アガツマ
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コンピュータエンターテインメントレーティング機構:年齢別レーティング制度とは?