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子育てに疲れ果てたときの効果的な質問

誰に相談しても、どんなアドバイスをもらっても、納得できず、悩みがスッキリと晴れない。そんなときは、どうしたらいいのでしょうか?

執筆者:谷口 賢晋


誰に相談してもすっきりしない……

Q:思うように子育てができずに、毎日モヤモヤした気分です。誰に相談してもすっきりせずに気分が晴れません。言うことを聞いてくれない子どもに振り回される日々が続いています……。

子育てのストレス
誰に相談しても、モヤモヤした気分が晴れないときはどうしたらいいのでしょう?
A:どうやって子育てすれば悩みが解決できるかということも大切ですが、ときには子育ての悩みから離れてみることも悩み解決には効果的です。偉大な発明家のなかには、行き詰まったときは自分に質問を投げかけて寝るという人もいます。そして、夢に出てきたことが解決方法につながるという人もいます。このように、いったん悩みから離れることで客観的になることができます。

また、子育てに疲れ果ててしまっているようなときには、自分のことを見つめ直すことで気分が楽になることがあります。今回は、子育てに疲れ果ててしまったときに効果的な自分への質問を紹介します。

子育てに疲れ果ててしまったとき効果的な自分への質問

子どもに愛情を尽くして、いろいろな方法を尽くしているけれどうまくいかないといったときに効果的な自分への質問です。極端なことをいうと質問に答える必要もありません。本当にクタクタになっているようなときは自分に以下の質問をして、寝てしまってもイライラ解消には効果があります。

■どれくらい落ち込んでいるか?
■どんなことをしているとき自分は誠実だなと思えるか?
■何をしているときが自分らしいか?
■どんなことをしている自分を好きになるか?
■いま、どんなことをすると自分らしいか?
■もっとどうだったら、より自分を好きになるか?
■明日できることで、ワクワクできそうなことはなにか?

頑張りすぎず、いまの状況を把握する

どんなに頑張ってもうまくいかないときは、うまくいきません。そうすると、「自分のやり方がだめなんじゃないか……」「自分は子育てに向いていないんじゃないか……」と自分を責めるようになります。せっかく愛情を持って子育てしていても、これでは意味がありません。そんなときに必要なことは、自分のいまの状況を把握したり、どんなことにワクワクできていたのかを思い出すことです。

また、自分がどれくらい落ち込んでいるかをあらためて認識することも活力になります。大切なことは、自分のことを評価しないことです。考えられるかぎり最善を尽くして子育てしているんですから、それを「いい」とか「悪い」とか評価する必要はありません。活力が戻ってきたら、またいい方法も思いつくでしょう。



子育てに関する悩みがある方はこちらから、ぜひお願いいたします。「問い合わせの種類」は「その他」にチェックしていただき、「問い合わせ内容」に「相談」と最初に入れてください。なお、すべての相談にお答することができない場合もあるので、ご了承ください。



<関連リンク>
子育てで頑張るほど孤立感がするのはなぜ?(All About子育ての悩み相談)
子どもを叩きたくなったとき、できること(All About子育ての悩み相談)
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