自分を理由に上手く断ってみる
学校や習い事が一緒でも、子どもが習い事を終了したり学校を卒業したりしてしまえば、ママ友とは驚くほど一切の関わりがなくなるのです。ご近所同士でも、お互いが仕事を始めたり子どもが成長したりして忙しくなると、途端に関わりが薄くなるのです。「以前お世話になったから」という場合は、ちょっと考え直して。一度お世話をしたからって、その後継続してあなたを振り回す理不尽な相手は、本当に付き合い続けるべき相手ですか?
この困った人間関係は、実はあなたが行動のベクトルをほんの少しずらすだけで、たちまち変化するものでもあるのです。物理的に接触する時間をなくせば、その人間関係は霧となって消えてしまいます。一度、誘いを断ってみましょう。断るときの理由は、他にやらねばならないことがあるとか、体調が悪いとか、「自分理由」にすることが上手に断る秘訣です。そして長話をやめ、失礼でない程度に挨拶をするだけの関係へ、距離を置いてみましょう。ママ友のトラブルでは、ひょっとすると話し相手がいないとか、寂しいという気持ちがクセモノなのかもしれません。
子育てもママ友も、「ずっと一生続く」わけではない
発展的解消という結論もあり! |
子育てが「ずっと一生続く」わけではないのと同じように、ママ友も「ずっと一生続く」わけではありません。人間関係に悩みを抱えている自分を掘り下げてみると、ひょっとすると「これではない何か」とか「ここではないどこか」を求め、他にやりたいことがあるのではありませんか?
あなたの悩みは、本当は自分自身の中のポジティブな変化がもたらしているのかもしれません。もう、あなたは充分やってきたのです。その人間関係を卒業していい時期なのかもしれません。
樹形図をイメージしてみて下さい。今は同じところにいる子どもが成長してそれぞれの進路をとって別れていくように、一人の女性であるママたちも成長し、それぞれの進路を取るのです。「ずるずる」には、キッパリNOを。自分の中に芽生えている変化を、ぜひポジティブな変化に変えていきませんか?
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