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子育て・家庭・仕事…悩みすぎていませんか? 知っておきたい、女性の「うつ」(5ページ目)

熱もないのになぜか体がだるい、やる気が起きない・・・そんな自分がふがいなくて、涙が出てくる。それは「うつ」の注意信号かも?こころの風邪と言われるうつ、子育て世代の女性は、実はとてもかかりやすいのです。

河崎 環

執筆者:河崎 環

子育てガイド

■【精神科・心療内科などにかかる
専門家、特に、精神科や心療内科などの医師にかかると、まずは問診をし、診断された症状の程度に応じて投薬治療がされます。院内の臨床心理士などのスタッフによるカウンセリングが並行して行われる場合もあります。

この時注意しなければならないのは、投薬された薬を絶対に飲みきること。減少してしまったセロトニン(脳内物質。これが減少するとうつを発症する)のレベルをもとに戻すために薬が処方されており、それを途中で飲むのをやめてしまったりすると、一時的には好調と思えても、その後より一層悪化したり、長引いたりすることにもなりかねません

ここで、医師にかかる必要があるかないか、どのように判断したらよいのでしょう?このような症状が出たら、医師の診断が必要です

●ダイエットもしていないのに食べる量がどんどん減り、体重も減っていく

(喜んでいる場合ではありません!)

●夜眠れない、もしくは朝早く目がさめてしまう

●何もする気にならず、ずーっと寝ていたい

●死にたい、私なんかいないほうがいいんだ、という考えに取り付かれる

●とくに理由はないのに涙がとまらない

●周りの人にも、「どうしたの、大丈夫?」といわれるようになった

このような症状が出たら、迷わず近くの心療内科やメンタルクリニックに行きましょう。
そのようなクリニックがない場合は精神科に行きましょう。

では、うつ症状に陥ってしまった人が自分でできることとは、一体どんなことでしょうか?

次ページ:自分でできることは?
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