医師はこれを基準に診断する

精神科のクリニックを訪れると、医師は問診や患者さんの記入した「SDS鬱(うつ)尺度」テストを参考に、以下の基準でうつを診断します:

・抑うつ気分
・興味と喜びの喪失
・活力の減退による疲労感の増大
・活動性の減少
・少し頑張っただけでひどく疲労する


・集中力、注意力の減退
・自分がくだらない人間に思える
・不自然なくらい自分に自信がない
・自分が生きているだけで周囲に迷惑をかけているという罪悪感がある
・将来に希望が持てない
・死にたい
・夜眠れない
・食欲がない
・性欲がない もしくは異性への興味がない


これらの症状にあてはまる中でも、あてはまる項目が少ないケースや、または程度が軽く日常生活に支障をきたさないケースが「軽(けい)うつ」と判断されるようです。

参考:WHO採択 ICD-10 国際疾病分類第10版(1992) 第5章「精神および行動の障害」F32 うつ病エピソード

では、「死にたい」とさえ思いつめてしまううつ病に、私たち子育て世代の女性がかかりやすいのは、なぜなのでしょうか?

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