多彩な学校行事で受け継がれる同志社スピリット
人間性を豊かに育んで、生徒一人ひとりの魅力や持ち味を引き出して伸ばすために、多彩な学校行事が用意しています。入学してすぐに琵琶湖畔の国民休暇村で行われる「オリエンテーションキャンプ」では、同志社精神を学ぶとともに、飯ごう炊さんやオリエンテーションを通じて共同生活を体験。夏、1年生は「海のキャンプ」、2年生は「山のキャンプ」を行います。
3日間にわたって行われる同志社中学の学園祭は、すべて自分たちで考えて、作り上げていく生徒にとって最大の行事。学園祭最終日に行われる「輝舞祭」は、学年を越えた縦割りの分団別ダンスパフォーマンスが行われるなど、学年を越え話し合い練習することで人間関係や責任感、リーダーシップを学んでいきます。
「自分」の考え方や行動と、「他人」の意見や立場のどちらも大切にしながら、さまざまな場面や体験を通して人として持ち得るあらゆる可能性を芽生えさせ、開花させる。そんな同志社スピリットは連綿と受け継がれているのです。
同志社中学、科目別入試傾向
同志社中学校の2010年度入試は、1月16日に行われます。受験教科は、4教科(国語・算数・理科・社会)と3教科(国語・算数・理科)の選択制。■算数
文章題分野の出題割合が30%強と高くなっている。図形分野と割合分野も各20%程度出題。文章題分野では「速さ」問題がよく出題されており、全体的に難問が出題されるので、難しい問題に時間をかけすぎないようにしたい。
■国語
長文問題の設問数は多いが、抜き出しなどの問題が多いため、特に気にする必要はない。記述式の設問は少なく、四字熟語や慣用句、熟語の構成や読み、同音異義語・同訓異字に関する問題も出題される。確実に得点できるように過去問などでしっかりと対策をしておきたい。
■理科
物理分野の出題割合が若干高くなっているが、物理分野・化学分野・生物分野・地学分野からバランスよく出題されている。物理分野では「回路」、化学分野では「水溶液」、生物分野では「動物」がよく出題される。
■社会
歴史分野・地理分野・政治分野からバランスよく出題されている。解答形式は記号の選択問題で、記述問題はほとんど出題されない。難易度としては、地理・歴史ともやや難問が多く出題されている。