ママは日々手探りするうちに、自然に育児に慣れていく
赤ちゃんが誕生して最初のうちは、無表情か泣いてばかりの赤ちゃんにどう対応していいかわからない新米ママでも、赤ちゃんと過ごす時間が長くなってくると、歌を歌ってあげたり、声をかけたり、手遊びを一緒にしてあげたり、こういったことが自然とできるようになっていきます。どういうことをすれば赤ちゃんが喜ぶのか、日々の体験の中からわかっていくのですね。それまでは赤ちゃんと接する機会のなかった人でも、赤ちゃんを前にすると自然と関わりたくなる。笑ってみたくなる、そんな本能が女性にはもともと備わっているのかもしれませんね。
さて、「赤ちゃんとママ」の絵はすぐに思い浮かびますが、パパはどうでしょう? パパ=トニーがどういうスタンスで育児に関わろうとしているかが、『ダーリンは外国人 with BABY』のもう一つの面白さなのです。
パパの「見てる」は見ているだけ?!
パパとママで二人三脚を! |
例えば、ママがパパに「ちょっと赤ちゃんを見ててね」と声を掛けるとき、その言葉の意味は「子どもの様子を見て、臨機応変に対応をしておいてね」ということなのですが、この言い方だと男性には通じにくいもの。
パパは額面どおりに「見ていればいいんだ」と受け取ってしまい、本当にただ文字通り「見てる」だけ。その間、オムツを替えていなかったり、ちっとも赤ちゃんを構ってくれなかったりと、ママをヤキモキさせてしまうことも。『ダーリンは外国人 with BABY』では、そんなパパとママの行動の捉え方の違いについても、ユーモアも交えながら触れています。