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おもちゃに対象年齢は「ない」と思っています! おもちゃの対象年齢気になる?(2ページ目)

おもちゃコンサルタントの実習で、販売の現場に行き、一番ビックリしたのは「対象年齢」を気にする方が多いこと。でも、ガイドは「おもちゃに対象年齢なんてない!」と思っているのです。

執筆者:浅川 美映

おもちゃには無限大の遊び方がある

おもちゃ「とんかちトントン」1つのおもちゃを購入すると、必ずといって良いほど「遊び方」が書かれています。しかしながら、その遊び方はひとつの例にすぎないのです。

たとえば、横の写真の「とんかち」で遊ぶおもちゃ。本来ならば、お座りをしっかり出来た子が遊びはじめ、ちょっと成長して4歳くらいになると、遊ばなくなると思い、片付けてしまうことが多いでしょう。でも、我が家では、まだまだ現役のおもちゃです。

娘は、棒が取れることを知り、ままごとに利用しています。息子は、ミニカーに乗せたり、本体の穴には何が通るのか?と実験したりしています。2人一緒になると、どっちが遠くまで転がせるか?と競争をしたり、積み木のように積み上げてみよう!とチャレンジしたりしています。

では、小さな赤ちゃんだったらどうでしょう?転がして遊ぶこともできるでしょう。床の上に転がる、木の心地よい音色に気持ちを惹かれるかもしれません。斜めにした絵本の上を、転がして楽しむ事だってできます。ラップの芯を使えば、棒を穴の中にいれて落として遊ぶ事だって、出来るのです。

対象年齢よりも大切なこと

おもちゃ「忍者」おもちゃを購入するときに、ぜひ考えて欲しいのは、「お子さんと一緒に楽しめるものか?」ということです。「おもちゃを与えるだけ」ではなく、「一緒に楽しめること」を考えてくださいね。

小さければ小さいほど、親も頭を柔軟にして遊び方を見つけていくことが、必要になります。遊びの広がりの「きっかけ」を、作ってあげることが必要になります。そして、遊んで見せて、赤ちゃんに「ママ楽しそう!」と思ってもらうことが、大切です。(これは、障がいを持つ子にも言えることかもしれませんね♪)

私は、おもちゃは与え方によって、0歳から、ずっと!が、対象年齢だと思っているのです♪

でも、これだけは気をつけてね

対象年齢は「全ての年齢」と、お話しましたが、これだけは気をつけてくださいね。
誤飲です。対象年齢が大きな子の場合、小さな部品が入っている場合が多いです。このような場合は、部品だけは、お子さんの様子を見て与えるようにして、それまでは大人が管理しておきましょう。

そして、おもちゃを与えるときには、与えっぱなしではなく、必ず親の管理の下で遊ばせましょうね♪子どもは予想もつかないことをします。誤飲できるはずないわぁ~と、思っていても「え?!」ということだってあります。振り回して、窓をガッシャン!ということだってあるかもしれませんから。




おもちゃを見たり選ぶことがダイスキな私。もっとたくさんの素敵なおもちゃを見つけたい!と、いつも思っています。皆さんも、お子さんの興味は、今、何に向かっているのか?ということを見つけながら、おもちゃを楽しく選んでくださいね♪

対象年齢は、あくまでも目安。遊ぶのは、皆さんの可愛いお子さんです。お子さんの興味のあるものを、上手に与えて、遊びをどんどん見つけて広げて、楽しく遊んでいきましょう♪




■最後まで読んでくださってありがとうございます♪
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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