■□■ハサミ!ステップアーップ■□■
【紙を太くしてみよう!】1回で切れる紙を、上手に切ることができるようになったら、次のステップに進みましょう♪
今まで切っていた紙の「倍の太さ」の紙を用意します。今度は、「チョキチョキ」と、連続で手を動かさなければ、切り落とせないのです。『切り落とす』=『やった!(達成感)』です。
1回で切れる紙を、練習した子どもは、この『達成感』を知っています。自分の動かしたハサミによって、紙が切れる!という結果が、楽しくなってくるのです。その達成したときの喜びを、しっかりと知らせてから、次のステップにすすむと、子どもはワクワクドキドキした気持ちになるでしょう。
【紙を太くしても線をひこう!】
紙を太くしたから・・とか、1回の切り方でたくさん練習したから・・・といって、線を引く!ということを、やめないでくださいね。もちろん、子どもがハサミになれてきて、好きなように切る!ことも大切ですが、ハサミ初心者のときには、きちんと持つ!動かす!ということが大切です。最初のうちは、きちんと線を書いてあげて、目印をつくりましょう。
そして、「チョキチョキ」をマスターしたら「チョキチョキチョキ」と切れる太さに。。。さらにできるようになったら「チョキチョキチョキチョキ・・・」と、太さを変化させていきます。
【曲線を切ってみよう!】
連続してハサミを動かせるようになれば、もう一人前です♪次は、「直線」から「曲線」に移行していきましょう。
写真のような「丸」を、いきなりやらなくてもいいんですよ。虹のような「半円」から始めてくださいね。
ここまでくると、子どもも最初の頃のぎこちないハサミの動かし方から、スムーズなハサミの動かし方になっていると思います。あとは、保護者の方の見守る中、たくさんの紙を切る経験をしてくださいね!そして、切った紙は、すぐにゴミ箱!な~んてかわいそうなことはしないで・・・ビニール袋にいれて、口を閉めれば・・・ほら!お子さんの切った紙で「風船」ができます。
このように、自分のやったことが、ひとつの形になる!という楽しさを、経験させていくと、子どもはどんどん柔軟な発想で、自分流の遊びを見つけていきます。きっとママのほうが「へぇ~~~~!」と、感心することも多くなると思いますよ☆
最後に・・・お子さんの興味に合わせて行ってくださいね。やりたくないお子さんに、無理強いは禁物です。興味があることから、子どもは自分のものにしていきますから♪
■最後まで読んでくださってありがとうございます♪
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。