「甘えさせる」と「甘やかす」
一見、似ているようで全く違うこの2つの行動。
みなさんは、いかがですか?この2つの言葉を聞いて「なにを浅川は言ってるの?」と思われる方もいることでしょう。
しかし、この2つの違いは子育てをしていく上で、重要な事だと考えています。
なにがどう重要なのか?お話していきたいと思います。
◆抱っこは甘やかし?!◆
赤ちゃんをはじめ、子どもたちは「抱っこ~♪」と要求することも多いですよね。赤ちゃんは、抱っこするまで泣きやまなかったり、泣き止んでベッドなどに降ろしたら泣く!ということを、経験しているのではないでしょうか?
「何で泣くの?」と、悩むママさんも多いかもしれません。
悩むことはないんですよ!赤ちゃん・子どもたちは『ママとの触れ合い』を求めているのです。ママの体温・ママの鼓動を感じて、ママとの一体感で安心するのです。
よく「抱き癖がつくから抱っこはしません」という声も耳にしますが、私はそんなことはないと思います。
「抱っこ=抱き癖」「抱っこすることは甘やかすこと」と捉えているママさんもいるかもしれませんが、違いますよ。
「抱っこはママの愛を確認したい現われです。」
赤ちゃんがおっぱい・ミルクを飲むとき、パッと目が合うことありませんか?そして「おいしい?」「いっぱい飲んでね」など声をかけること、ありますよね♪
少し大きくなった子どもたちなら「抱っこして本読んで~」と言ってきたり、座ってるママの膝にちょこん!と座りに来たりしませんか?
どちらも、ママとのコミュニケーションを求め、そしてそれにママが答えてくれることで安心するのです。「自分の事を受け入れてくれてる♪」という安心感がこどもの中に生まれてきます。そして、満足すると自分のやりたいことに戻っていくのです。
ママはこどもにとって【安全基地】なんですよ♪
基地から離れ、遊び、不安になったり何かあったとき戻ってきて、安心やパワーをもらえる場なのです。
★2ページ目「こんなときどうする?」
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