Tokyo Midtown DESIGN TOUCH=ジャパンデザインを楽しむ
ガレリアから庭を望めば |
ガレリアやアトリウムを楽しんだ後は、その前に広がる気持ちのいい芝生広場を散策してみてください。あの印象的なモニュメントの前に、50枚のTシャツが並んでいるのが見えるはずです。
そう、これはゴールデンウイークに開催されて大好評だったDESIGN GARDEN Tシャツデザインコンテストの第二弾なのです。
デザイナーズフリーマーケットのテントをのぞきながら、秋風にゆらめくTシャツを目指せば、きっとこれまで見たことの無いデザインに出会えるはずです。
デザインガーデンで公募された新しい日本の意匠=家紋
家紋に彩りがあってもいい |
例えば、その「新しさ」の中には「彩りを添える」という発想もあります。家紋と言えば、紋付の着物、即ち黒に白抜きというイメージが強いものです。しかし、今回のコンテストでは、あえて、白地にフルカラーの家紋という課題をクリエイターにぶつけたのです。
固定概念を打ち破る彩り家紋は、なかなかの難題だったようです。しかし、50枚の中には、その期待に見事に答える美しいジャパンデザインもあってうれしかったのです。
家紋Tシャツの先駆者や家紋研究の権威も驚く
好きなモチーフが家紋になる |
初めての試みということもあって、先日行われた審査委員会は大変な盛り上がりを見せました。
家紋Tシャツの先駆けとして海外のファンからも愛される「麿紋」デザイナーの森 由紀先生も、日本家紋研究会副会長で「家紋の事典」著者としても知られる高澤 等先生とご一緒に、大いに頭を悩ませました。
そして、一見、シンプルで簡単に見える家紋の奥深さと面白さを再認識したのです。例えば、日本にはいなかった白熊も、今や地球環境問題のシンボルとして愛されていますし、東洋の陰陽思想の象徴でもある太極マークと組み合わせるなど、現代日本人の好みを反映しているのかもしれません。
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