世界的な眼鏡産地で創業100年の増永眼鏡が謹製
増永は、いそがない。100年かけて世界の一流品に |
増永眼鏡は、福井の地に、1905年(明治38年)に創業しました。以来、ギルド制にも似た帳場制と呼ばれる制度により、たがいの技術を磨きあい、品質の良いめがねを提供しつづけています。
「当社は、良いめがねをつくるものとする。出来れば利益を得たいが、やむを得なければ損をしてもよい。しかし常に良いめがねをつくることを念願する」
世界の一流品として認められ、金型から自社で起こすことのできる実力を持つ数少ない国産メーカー増永眼鏡と、世界的なデザイナー川崎和男氏との出会いは、まさに運命的なものだったのでしょう。
北青山の直営店MASUNAGA1905で永山店長に聴く
グラフィックデザイナーのサイトウマコト氏が手がけた建築 |
欲しい!実物を見たい!
というわけで、さっそく北青山にある増永眼鏡の直営店MASUNAGA1905を訪ねました。
ベルコモンズの交差点をワタリウム方面に曲がると、外苑西通りの右手に、一度目にしたら忘れられない建物が見えてきます。ここは「錆」をテーマに、世界的に活躍するアーティスト、サイトウマコト氏がデザイン全てを手掛けたショップです。サイトウ氏は、MASUNAGAブランドのイメージポスターを製作し、1998年のポスターは米国シカゴ美術館グッドデザイン賞を受賞して永久所蔵品となっています。
永山 晃店長の案内で、Kazuo Kawasakiブランドを中心に、サングラスの数々を試着・堪能したのですが、やはり現物はさらにシンプルで美しいのです。まさに上質なTシャツにふさわしい「素」の美しさ。
しかも、必要最低限の要素でデザインされているのに、レンズやフレームのちょっとした色とかたちの違いで、驚くほど顔が変わって見えることに驚きます。ぜひ、アイテムが豊富な直営店で納得いくまで試着することをお勧めします。
そして、私が選んだサングラスはというと....