鉛筆のお話しも出てきたところで、愛用のペンを見せてください。
市原さんご愛用の筆記具 |
市原さん:
やはり基本は鉛筆系をよく使っています。鉛筆以外で一番気に入ってるのがファーバーカステル エモーション(1.4mm芯)です。発売された当初に買って、それ以来ずっと使い続けています。
相当に使い込まれているので、木軸の表面のロゴはすっかり消えている。 |
握りやすく、そして滑らかなタッチで書くことができます。それからプラチナ萬年筆のプレスマンも愛用しています。とても軽く、強い筆圧で書いても芯が折れにくい構造、そしてなにより210円という手頃な価格で手に入るのがいいですね。
プラチナ萬年筆のプレスマン。このペンはもともと記者のために開発されたもの。まさに正しい使い方だ。 |
ガイド:
ボールペンはお使いになりませんか?
市原さん:
メモをとる時に使っているのがこのミニサイズのボールペンです。これはプラチナ萬年筆のもので、引っ張ると軸が伸びて同時に芯がでてきます。これがいいのは、軸の長さを任意に決められるところです。映画の試写会などでメモをサッと取りたい時にはポケットからこれを出して書いています。
左/プラチナ萬年筆のボールペン。ペン先収納時はとても短い。 右/軸を引っ張るとペン先が出てくる。 |
■その他市原さんが日頃の取材活動で使っているアイテム
記事のスクラップには欠かせないハサミ。ドイツ アドラー社製。切れ味そしてシャキシャキという音も気に入っているそうです。 |
本や雑誌、資料などに目印をつけるために使う付箋。いつも持ち歩くため無印のケースに入れている。 |
「単眼鏡」。美術館のガラスケースに入っている作品など、近くで見られない時に使う必需品。倍率の違うものを2本愛用。ツァイス製。 |
「タイムタイマー」。原稿を書くときに漫然と時間を使うのではなく、時間制限を設けるという。その時に使うタイマー。残りの時間が赤で表示され、視覚的にとらえられて大変効果的。(これは欲しい!) |