ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

隣の文具活用術 読売新聞記者編(4ページ目)

様々な職業の方の文具活用術をご紹介する「隣の文具活用術」。第4回目の今回は読売新聞の記者をされている市原さん。新聞記者の方ならではの活用術をたっぷりとお聞きしてきました。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

ガイド:
鉛筆のお話しも出てきたところで、愛用のペンを見せてください。

市原さん愛用の筆記具
市原さんご愛用の筆記具

市原さん:
やはり基本は鉛筆系をよく使っています。鉛筆以外で一番気に入ってるのがファーバーカステル エモーション(1.4mm芯)です。発売された当初に買って、それ以来ずっと使い続けています。
ファーバーカステル エモーション
相当に使い込まれているので、木軸の表面のロゴはすっかり消えている。

握りやすく、そして滑らかなタッチで書くことができます。それからプラチナ萬年筆のプレスマンも愛用しています。とても軽く、強い筆圧で書いても芯が折れにくい構造、そしてなにより210円という手頃な価格で手に入るのがいいですね。
プラチナ萬年筆 プレスマン
プラチナ萬年筆のプレスマン。このペンはもともと記者のために開発されたもの。まさに正しい使い方だ。


ガイド:
ボールペンはお使いになりませんか?

市原さん:
メモをとる時に使っているのがこのミニサイズのボールペンです。これはプラチナ萬年筆のもので、引っ張ると軸が伸びて同時に芯がでてきます。これがいいのは、軸の長さを任意に決められるところです。映画の試写会などでメモをサッと取りたい時にはポケットからこれを出して書いています。
プラチナ萬年筆 軸が伸びるボールペン
左/プラチナ萬年筆のボールペン。ペン先収納時はとても短い。
右/軸を引っ張るとペン先が出てくる。


■その他市原さんが日頃の取材活動で使っているアイテム
アドラー社 ハサミ
記事のスクラップには欠かせないハサミ。ドイツ アドラー社製。切れ味そしてシャキシャキという音も気に入っているそうです。

無印良品のケース 付箋
本や雑誌、資料などに目印をつけるために使う付箋。いつも持ち歩くため無印のケースに入れている。

ツァイス社 単眼鏡
「単眼鏡」。美術館のガラスケースに入っている作品など、近くで見られない時に使う必需品。倍率の違うものを2本愛用。ツァイス製。

タイムタイマー
「タイムタイマー」。原稿を書くときに漫然と時間を使うのではなく、時間制限を設けるという。その時に使うタイマー。残りの時間が赤で表示され、視覚的にとらえられて大変効果的。(これは欲しい!)


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